「日本ゴールドディスク大賞」~嵐・AKB48編
日本レコード協会が「第29回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストを発表した。
この1年間で最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門では嵐が'11年以来4年ぶり3度目の受賞、AKB48が「シングル・オブ・ザ・イヤー」で5年連続受賞という初の快挙を成し遂げた。
同賞は「CD、音楽ビデオなどの正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と有料音楽配信の売上実績」を基準とし、当該年のレコード産業に大きく貢献したアーティスト及び作品に贈られる。今回の対象期間は'14年1月1日~12月31日。
4年ぶりに「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に返り咲いた嵐。「昨年の活動がこのような賞に結びついたことを大変うれしく思います。この賞は、曲を生んでくださった作家さん、携わっているたくさんのスタッフ、そして何よりファンの皆さまが手に取って下さって、いただけた賞だと思っています。これからもファンの皆さまに楽しんでいただける作品を作っていけるよう、僕ら自身も楽しんで音楽活動を続けて行きたいと思います」とコメントを寄せた。
嵐は「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の他、『THE DIGITALIAN』で「ベスト5アルバム(邦楽)」、「アラフェス'13」「ARASHI Live Tour 2013“LOVE”」の2作品でそれぞれ「ベスト・ミュージック・ビデオ(邦楽)」を受賞し4冠の栄誉に輝いた。
また、「ラブラドール・レトリバー」で「シングル・オブ・ザ・イヤー」を受賞したAKB48は、『次の足跡』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)を受賞するなどなど6冠を達成。「アルバム『次の足跡』で『アルバム・オブ・ザ・イヤー』『ベスト3アルバム』を受賞しました。本当にありがとうございます。また、シングル『ラブラドール・レトリバー』では、『シングル・オブ・ザ・イヤー』『ベスト5シングル』を受賞するとともに『心のプラカード』『前しか向かねえ』も『ベスト5シングル』を受賞しまして、今回6冠を達成することができました。さらに、今回の『シングル・オブ・ザ・イヤー』受賞で、5年連続の受賞だそうですが、これは史上初の快挙ということで、うれしいしいです。こうして考えると『Beginner』のころからということで、どんどんメンバーも入れ替わる中、5年連続でこのような素晴らしい賞をいただけて光栄に思っております。これからもメンバーのみんなで、ファンの皆さんに感謝の気持ちを示しながら10周年を頑張っていきたいと思います!」と喜びを語った。
ほか、「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)」は昨年4月に『ええじゃないか』でデビューしたジャニーズWESTが初受賞。
「このたびジャニーズWESTが、日本ゴールドディスク大賞ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞させていただきました。初めてのトロフィー、めっちゃうれしいです! デビューの年しかいただけない賞なのですごい事ですし、去年の活動がこのトロフィーに反映されたということでありがたく思っています。これからも僕たちらしく、明るく歌って、“見るたびに元気が出る”と言われるようなアーティストを目指して、アーティスト・オブ・ザ・イヤーを毎年取れるくらいに頑張ります!」と意気込みを見せた。
【「日本ゴールドディスク大賞」~ONE DIRECTION、東方神起編へ続く】
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