「たかじんNOマネー」最終回にお騒がせ著名人集結!
'10年12月よりスタートしたテレビ大阪のバラエティー番組「たかじんNOマネー BLACK」が、6月27日(土)に最終回を迎える。'14年1月に亡くなったやしきたかじんの名前を冠にする番組はこれをもって全て終了となる。
本番組はレギュラー放送していた昼1時から「NOマネー日本への遺言SP」の後編を、ゴールデンタイムに最終回スペシャルとして「本当は墓場まで持って行きたかった!? 衝撃告白連発!NOマネー最後のゲロゲロ座談会」を送る。
昼の部は番組開始当初から出演してきたメンバーや、番組に縁ある人たちが「よりよい明日の日本」をつくるための遺言を発表。
鳩山邦夫は「肉食系で大胆な政治家であれ」と進言し、兄・由起夫について「最近考えているであろうこと」も語る。堀江貴文は「つらい仕事は辞めて遊んで暮らそう。楽しいことにハマッていこう!」と前向きな遺言を公開。
VTR出演の勝間和代は女性に向けて「自立できる経済力を確保しよう」「子供を持ちたいなら早めに持とう」「庇護と差別が裏表であることを認識しよう」という3つを遺言に挙げるが、子供について「理屈では分かっていても、そうはならないのが人生」(眞鍋かをり)、「そういう気持ちがあっても状況が許さない人も多い」(黒田有)などと意見も挙がり、「勝間さんの意見は“人生の成功”が前提にある」(須田慎一郎)と手厳しい空気が流れる一幕も。
また、青山繁晴が「違いと対立を探すのはもうやめて『かろうじて一致できる』ところを探そう」「根っこを、思い込みをはずして考えよう」「自分のために生きるのならどれほどうまくやっても、百年たったら誰もいない」と外交や安全保障に関する遺言を挙げ、持論を展開する。
一方ゴールデンタイムでは、出演者が古今東西さまざまな衝撃の告白を紹介し、衝撃度を判定。最も衝撃度が高かった人に「ゲロゲロ大賞」として金一封が贈られる。
最終回にして初登場の矢口真里に対し、眞鍋は「安心して! この番組は傷を持つ人たちばかりだから」とフォロー。
須田は記者時代に経験した間一髪の出来事、堀江はフジテレビ買収騒動の裏側、青山は大学受験にまつわるエピソード、八代英輝は飛行機に関する体験談、黒田は恋人・国生さゆりとの不思議な縁を明かす。
VTR出演では田原総一朗、新垣隆らが暴露話を明かし、矢口もぶっちゃけトークを繰り広げる。
また、たかじんに関する告白も続々と飛び出し、桂ざこばやVTR出演の北野誠、ハイヒールモモコらが思い出を語る。
レギュラーを務めた八代は「収録で大阪に来るのが楽しみだった。東京だと聞けないような意見が聞けた番組だから終わるのは寂しいですね」とコメントし、須田も「こんなに言い争った番組はないでしょうね」とポツリ。「感謝の気持ちと『たかじん魂』を決して忘れないよう、番組タイトルは『たかじん』さんの名前を外さずに放送していきます」と公表してきた番組の終了を惜しむ声が集まった。
黒田は番組の最後に「たかじんさんはきっと帰ってくると信じ番組を続けてきました」と、番組MCに抜てきされた当時を振り返り「でも、いつまでも見守っていただくわけにはいかない。大阪でも東京でも、たかじんイズムをそれぞれの世界で引き継いでいけたら」と胸中を明かした。
6月27日(土)
昼1:00-2:00
テレビ大阪で放送
出演=黒田有(メッセンジャー)、眞鍋かをり、八代英輝、須田慎一郎、青山繁晴、堀江貴文、岸博幸
VTR出演=勝間和代
「たかじんNOマネー GOLDEN BLACK」
6月27日(土)
夜6:59-8:54
テレビ大阪で放送
出演=黒田有(メッセンジャー)、眞鍋かをり、八代英輝、桂ざこば、青山繁晴、須田慎一郎、矢口真里、堀江貴文
VTR出演=新垣隆、北野誠、田原総一朗、ハイヒールモモコ