「デスノート」に出演中の注目俳優・前田公輝を直撃!
毎週日曜に日本テレビ系で放送中の窪田正孝主演ドラマ「デスノート」で、刑事・松田桃太を演じている前田公輝。前クールでは「アルジャーノンに花束を」(TBS系)や「ワイルドヒーローズ」(日本テレビ系)と2本の連続ドラマに出演し、今作でも“キラ対策室”のメンバー・松田桃太として、注目を集めている。そんな前田に役作りから現場でのエピソード、最終回に向けての見どころを聞いた。
――これまで松田を演じられてきていかがですか?
「デスノート」が連載されている時にリアルタイムで読んでいましたし、もともと松田というキャラクターも大好きだったので、出演が決まった時は本当にうれしかったです。ただ、刑事役っていうのは、初めてだったので挑戦だなって思いました。
松田は刑事だけど、ちょっと抜けている部分もあって。でも“キラ対策室”の中でも一番世間の声に近い普通の感覚を持っている人だと思います。
――前田さんと松田が似ているという声をよく耳にしますが、役作りで意識された部分はありますか?
似てるって言われるのは、髪形のおかげだと思います(笑)。あとは、僕自身が「デスノート」のファンなので、原作を読み込んで松田のキャラクターに寄せたかったっていうのもあります。
8月16日に放送された7話で、松田がパーテーションで顔を隠してテレビ番組に出演するシーンがあったんですけど、そのパーテーションが倒れて松田が慌てるしぐさは、原作と同じようにやりました。“デスノート愛”をアピールしたかったので(笑)。
皆さんに似てると言っていただけるのは、とってもうれしいです!
――監督やプロデューサーからは、どんなふうにアドバイスされていますか?
松田は明るく元気で、ちょっと空気が読めないところもあるので、もっと勢いよく大きな声でって言われることがあります。あと、ここはどんな感じなんだろうって思うシーンがあれば、相談することもあります。
――主演の窪田さんにどんな印象をお持ちですか?また、撮影現場ではどんなふうに過ごされていますか?
正君とまた一緒にお芝居させていただけて、率直にうれしいですね。すっごく懐が深くて、シリアスなシーンの前でも周りに気を使わせないというか。それで僕はいつも救われてます。
他の共演者の方々とも、プライベートな話も含めて互いの近況報告をし合ったりしています。先日は撮影後に(佐藤)二朗さんと弓削(智久)さんとお酒を飲みながら話してたんですけど、その時は褒め合い合戦みたいになって(笑)。3人でニヤニヤしながら気持ちよく飲んでました(笑)
――今後どうなっていくのか、見どころをお聞かせください。
個人的には原作の最後で松田が月を撃つシーンがすごく印象的なので、そのシーンを演じられたらなって思っています。まだ僕も結末を知らされておらず、楽しみにしているので、ぜひ皆さんも楽しみにしてください!
――今後どのような役に挑戦したいかお聞かせください。
夢を挫折した者が奮起する役とか、ブランクをものともしないような力強い役をやってみたいです。
例えば昔から憧れてるのは「スラムダンク」の三井寿です。僕自身が学生時代にバスケをやっていたということもあって、ずっとカッコイイなと思っていて。挫折した過去や何かを抱えながらも、それを乗り越えていくような、そんな役をいつかできるようにこれからも頑張っていきたいです!
毎週日曜夜10:30-11:25
日本テレビ系で放送