【監獄観察日誌】山崎紘菜「万里自身も成長していく」
10月25日からMBSで放送が開始し、実写化不可能といわれた際どいシーンまで果敢に挑戦し好評を得ている「監獄学園‐プリズンスクール‐」に出演している山崎紘菜にインタビューを敢行。
山崎は、主人公・キヨシ(中川大志)ら男子生徒を懲罰棟に投獄する裏生徒会の生徒会長・万里を熱演。男性を毛嫌いし、学園から追放を考えている学園の絶対的存在である。
1話では、女子風呂をのぞこうとした男子たちを見事捕まえ、投獄させることに成功。2話では、男子たちに懲罰棟(通称:プリズン)での1カ月の懲役を言い渡し、副会長・芽衣子(護あさな)や書記・花(森川葵)に彼らの見張りをさせることに。キヨシは万里や芽衣子、花たちの厳しい目をかいくぐり、脱獄をもくろむことになる。
そんな強く厳しい、絶対的権力を持つ万里を演じる山崎の素顔に迫る。
――今作への出演が決まった時の感想は?
うれしかったです! でも、私の万里という役がみんなの憧れであり絶対的権力を持つ女の子だったので、(自分と逆のタイプで)すごくプレッシャーもありました。
――役作りで気を付けたことは?
声の出し方に気を付けました。クールで口数は少ないんですけど、人をまとめる力があるのでそういうのを意識しました。特に、男子生徒に対する口調と自分の味方である裏生徒会や他の女子生徒への口調の使い分けに気を付けました。あと、万里は威厳があって、存在感がすごいキャラクターなので、姿勢とか佇まいっていうのを大事にしました。
――万里と自身とで似ている思うところは?
違うところばっかり過ぎて難しいんですけど(笑)。私は人に命令するとかまとめたりする力がないので、そこは正反対だなって思います。でも、万里が何か行動する時って大事なものを守る時なので、大事なものを守りたいっていう人間らしい気持ちというか、優しい気持ちは少し共感できるなと思います。私も大切なものを守るためならムキになっちゃうところがあるのかなって(笑)。
――高嶋政宏さん演じる理事長と共演した感想は?
高嶋さんは事務所の先輩でもあるので、すごく緊張したんですけど、現場での佇まいとか、台本にカット割りを書き込んでいたり、監督に芝居を自ら提案する姿、現場での立ち居振る舞い方はすごく勉強になりました。お芝居もキャラクターの奥深くまで掘り下げて役作りをしているのが素晴らしくて見習わなきゃなって思いました。
――武田玲奈さん演じる千代との共演の感想は?
千代ちゃんは、(画面に)出ないけど声だけで付き合ってくれる芝居の時とかも100%の力で付き合ってくれて、気持ちをつくる上ですごく助けてもらいました!
――現場で他の共演者の方々はどうでしたか?
同世代のキャストが多かったので勉強になる部分が多かったです。原作が個性のあるキャラクターばかりなんですけど、それを皆さんどのように役作りされるのかなって興味があって見ていたんですけど、やはりそれぞれの考えで役作りをされていてすごいなって思って。すごい勉強になりました。
――万里のみどころは?
万里は男子生徒と敵対していてクールでせりふもそんなに多くないのですが、キヨシたちと触れ合うことによって、今までの彼女の人生の中で経験したことないような刺激を受けて、万里自身も成長していくと思うのでそういう部分ですね。回を重ねるごとに万里の人間らしさ、クールな表情の裏にあるものが見えてくると思うのでそこに注目してほしいです。
――衣装はいかがですか?
暑いです、万里は一番露出が少ないので(笑)。周りのキャストもキャラクターとしてビジュアルもすごくこだわってこのドラマが作られているので、私も万里に似せよう似せようって頑張ってます。眉毛を細くしてみたり、髪形とかもメークさんと試行錯誤してキャラクター作りにはこだわりました。
――今後どういう作品に挑戦してみたいですか?
王道のラブストーリーをやってみたいです!
毎週日曜夜0:50-1:20
MBSで放送
※TBSは毎週火曜夜1:11-1:41 ※2話は夜1:13-1:43
出演=中川大志、山崎紘菜、森川葵、護あさな、ガリガリガリクソン、宮城大樹、武田玲奈、新木優子、矢野聖人、柄本時生、高嶋政宏
【HP】prison-school.com/
過去の観察日誌
【監獄観察日誌】井口昇「ファンを失望させたくない」【HP】thetv.jp/news_detail/66874/
【監獄観察日誌】中川大志「実写でやる意味がある」【HP】thetv.jp/news_detail/66466/