月9で、BL好きの異色キャラを演じる高梨臨を直撃!
フジテレビ系で好評放送中の月9ドラマ「5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~」。相原実貴のコミックを原作に、米・ニューヨークでの生活を夢見る英会話講師・潤子(石原さとみ)とイケメン僧侶・高嶺(山下智久)が織り成すラブコメディーだ。
10月26日に放送された第3話で、潤子は正社員昇格試験に不合格となったのが高嶺の策略だったと知り、がく然とする。潤子はそのことを許すことができず、英会話教室「FLA」に訪れた高嶺のことを突き放すのだった。そんな中、「ELA」ではハロウィンパーティーを開くことに。そこで、潤子は学生時代からの友人・三嶋(古川雄輝)にキスされてしまう。
11月2日(月)放送の第4話では、潤子の両親が結婚したきっかけが“お泊まり”だったと知った高嶺が、一橋寺を“宿坊”にしようと計画。潤子と同僚の百絵(高梨臨)、アーサー(速水もこみち)らが招待されるが、高嶺は潤子と“お泊まり”をして結婚に持ち込もうと考えていた。潤子と高嶺、アーサーからアプローチされている百絵。2組の男女の恋が動き出す―。
第3話で趣味が“BL(ボーイズラブ)”だと明かされてしまった百絵役を演じる高梨臨に、第4話の見どころを直撃!
――まずは、撮影現場の雰囲気はいかがですか?
キャスト、スタッフの皆さんも同年代の人たちが多く集まっている現場で、みんなで作っている感じがします。女性のキャストの皆さんは美容情報を話すことが多いですが、私はあまり詳しくないので皆さんの話を聞きながら「なるほどー」って思ってます。BL本読みながら(笑)。あとは、英語のせりふが多いので、現場ではスタッフさんも含めて「一日一語覚えよう」ってやってますね。だんだん撮影現場が英語かぶれになってます(笑)。
――原作コミックを読まれたとのことですが、どんな印象でしたか?
原作はけっこう刺激的で、私の中では大人の女性が読む漫画だなっていう印象を受けました。30歳手前の女子ってなかなかアグレッシブだなーって思いました。
――演じる百絵に共感する部分はありますか?
百絵は一見クールな先生かと思いきや実は“BL”が好きで、趣味に走ると熱くなっちゃう。夢見がちなところもあるので実際の男性は苦手だととらえています。彼女は“BL”好きですけど、私も漫画はすごく大好きですし、自分の好きなことになると興奮しちゃうところがあるので、そういうところではすごく共感しやすく演じやすいです。
――'15年はドラマに続けて出演していますが、役の切り替えはどのようにしていますか?
現場に行くとその場のスタッフさんの空気でけっこう切り替えられると思います。あとは、その役の人が好きなことや夢中になっていることを自分の中に取り込む作業をしますね。今回の百絵だったらBL本をたくさん読んで趣味を理解したり。そうとう読みました! “攻め”と“受け”っていうのがあるんですが、“年下攻め”とか“おやじ攻め”とかいろいろカテゴリーがあって、けっこう面白いんですよ。詳しくなっちゃいました(笑)。
――では、第4話の見どころを教えてください。
お泊りの部分がメーンですかね。高嶺と純子先生、百絵とアーサー先生の2組の組み合わせがバラバラな感じで、その部分が4人合わさってすごく面白いです。4人で寝るシーンがあるんですが、心境を表わすモノローグはめちゃくちゃ面白いですよ!これから撮るので私も楽しみです。
――百絵自身は4話で変化はありますか?
アーサー先生との初めてのお泊まりで、百絵が恋愛に対して臆病な部分がすごく出る場面があります。百絵の心境はドキドキではあるんですけど、そこは見てくださっている皆さんからしたらちょっとこっけいな感じになっているので注目してほしいです。
――百絵とアーサー先生の今後の展開は?
どうなっていくんでしょうね!原作もまだ続いてますし、ドラマではどこまで描くのかな。アーサー先生とのやりとりはすごく面白いので、私も一視聴者として楽しみにしています!
毎週月曜夜9:00-9:54
フジテレビ系で放送