「真田丸」初回19.9%!父や主君役にも称賛の声
1月10日に放送された大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)第1回の平均視聴率が、関東で19.9%、関西で20.1%だったことが明らかになった。(ビデオリサーチ社調べ)
武田信玄の死から9年後、織田に攻められ滅亡の危機にひんした武田家を舞台に描かれた初回。主人公・真田信繁(堺雅人)の父・昌幸(草刈正雄)は、主君・勝頼(平岳大)と共に反撃の機会を伺うが、勝頼は家臣に押し切られる形で真田家と決別。信繁や兄・信幸(大泉洋)は家族と共に、父の居城に向けて危険な逃避行に出る、というストーリーだった。
視聴率20%の大台にこそ届かなかったものの、放送後のネット上では、青年期の信繁をはつらつと演じた堺はもちろん、共演者への賞賛も多く見受けられた。
まずは、放送前から真田幸村を演じた「真田太平記」('85年、NHK)を懐かしむ声が上がっていた草刈。真田家の頼れる大黒柱でありながら、「富士や浅間の山が火でも噴かぬ限り、武田のお家は安泰にございます」と言ったそばから浅間山が噴火するといったコメディー部分まで引き受ける懐の深いキャラクターのとりこになる視聴者が続出した。
さらに、平の演じた情深く哀愁たっぷりの武田勝頼には、“泣ける”“勝頼のイメージが変わった”という声が多数。「勝者よりも敗者を描きたい」という三谷幸喜らしい“勝頼像”を、平が見事に演じ切っていた。
主人公以外の登場人物にも注目の「真田丸」、第1回の再放送は1月16日(土)昼1時5分からNHK総合、また第2回放送は1月17日(日)夜8時からNHK総合ほかにて放送。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかで放送