貫地谷しほり「おみやさん」の新パートナーに決定
渡瀬恒彦主演の人気ドラマシリーズ「おみやさん」(テレビ朝日系)が、2月13日(土)に土曜ワイド劇場でスペシャルドラマとして2年ぶりに復活することが決定。“おみやさん”の新パートナーとして貫地谷しほりの出演が発表された。
「おみやさん」は、訳あって資料課長という閑職に甘んじている元敏腕刑事・鳥居勘三郎、通称“おみやさん”が、過去の未解決事件を解決していくミステリードラマ。'02~'14年に連続ドラマで9シリーズ、単発ドラマで2作放送され、総作品は92本にも及ぶ。全平均視聴率は12.1%、最高視聴率は15.9%を記録している大ヒットシリーズだ。
今回のスペシャルは鳥居が鴨川東署から京都府警本部に異動。'69年に起きた未解決の殺人事件と現在の殺人事件で“赤いスカーフ”という共通点を見いだした鳥居は、お目付け役を命じられた捜査一課刑事・神尾ちず(貫地谷)と共に事件解決に乗りだす。
物語の舞台が新たな職場に移ることにより、キャストも一新。渡瀬と新たにコンビを組む貫地谷は、'07年10月~'08年3月放送の連続テレビ小説「ちりとてちん」(NHK総合)以来およそ8年ぶりの共演。そのほか、事件の重要な鍵を握る人物として東ちづる、多岐川裕美、石橋蓮司らも出演。
渡瀬は「鳥居を演じるのは2年ぶりですが“おみやさん”は自分自身大好きな作品なので、とてもうれしく思っています! 舞台設定が新しくなっただけで、鳥居本人は全く変わっていないため今まで通り演じていますが、新しい職場の刑事たちと鳥居の間に違和感が漂っているところはまるで1作目の“おみやさん”のような感覚があり、そこはとても新鮮ですね!」とシリーズの復活を喜んだ。
8年ぶりの共演となる貫地谷については「何をやらせてもピタッと入る女優なので本当に安心!」と信頼を寄せつつ、「彼女が演じるちずは刑事志向の強い女性だし、僕は半歩遅れて彼女についていきたいくらい!(笑)。それで大事なところだけ出ていって、“おいしいとこどり”したいです(笑)」と願望を明かした。
貫地谷は「いつお会いしても“師匠!”と呼んでしまう渡瀬さんとの共演は、やはり私にとって特別なもので、とてもうれしいです。まるでご褒美をいただいているような感じがして、今回も楽しく演じさせていただいています」と久しぶりの共演を楽しんだ様子。
また「撮影していて、鳥居さんって何を考えているのか全然分かりません! 逆に、私が演じるちずはとても分かりやすい女性なので、コンビとしての味が出るのではと思っていす。鳥居さんがひょうひょうとしていらっしゃる分、ちずはついドタバタしてしまうのですが、どんな2人に見えるのか、出来上がりを楽しみにしています!」と期待を込めた。
2月13日(土)夜9:00-11:06
テレビ朝日系で放送