香取慎吾がクランクアップで重大告白!「大介の…」
毎週日曜夜9時放送の香取慎吾主演ドラマ「家族ノカタチ」(TBS系)がクランクアップした。
この日の最後のシーンは香取とヒロイン・上野樹里との2人での撮影。OKが掛かると、先に上野が花束を受け取りコメント。次に座長である香取のオールアップがスタッフの大きな声で告げられ、盛大な拍手の中、サプライズで先にオールアップした浩太役の高田彪我が花束を持って現れ、香取に手渡した。香取は驚いた様子だったが、弟役からの花束を笑顔で受け取った。
【香取慎吾のコメント】
終わってしまいましたね。。。こんなにクランクアップがうれしくないのは初めてです。寂しいです。“本当の気持ち”は言わないようにしてきたので、あまり言いたくありませんが、、、でも本当に寂しいです。
実はこのドラマのナレーション、「大介の心の声」がすごくイヤでした。僕が今まで必死に隠してきた“心の声”を全部言わされている気がして。本当に一つも間違っていないくらい、びっくりするほど僕自身の“声”だったから。
周りの人からも(この作品が)すごく良いと言ってもらえて、こんなに評価してもらえたドラマは本当に初めてでした。きょうこのクランクアップの瞬間が疲労困憊(こんぱい)・限界ギリギリ、頭も体もぼろぼろでよかった。元気はつらつな慎吾ちゃんだったら本当に泣いてしまっていたかもしれない。それくらい寂しいです。
本当にスタッフの皆さん、キャストの皆さんに支えられました。上野樹里さんも最高でした! 皆さん本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!!
【上野樹里のコメント】
皆さんのおかげで本当にいい作品を作ることができました! 人々をハッピーにできて、こんなにいいドラマにはなかなかめぐり合えないと思います。撮影もスムーズですし、編集ではいろいろ料理してもらって、完成版を見ると毎回驚かされる。本当に皆さんの努力で作品が磨かれてドラマになっていったので楽しかったです。
共演した方々ともとても仲良くなれて、本番以外の時間も豊かな、充実した時間を過ごせたことで、すごく良いエネルギーでよい作品を作れたと思います。香取さんとはまだまだ話し足りないし、さらに仲良くなりたい。香取さんは本当に忙しいスケジュールの中、そんな空気を出さずに、みんなを自由にさせてくれて、豊かな時間を引き出してくれました。ありがとうございました。
皆さまお疲れさまでした。またこんなすてきなドラマで皆さんと再会したいです。この作品とめぐり合わせてくださった韓さん(編成・プロデューサー)ありがとう!
■最終話(3月20日放送)では、大介(香取)は、末期がんを患った父・陽三(西田敏行)のために何をしてやればよいのか、葉菜子(上野)に相談を持ち掛ける。そして2人が考えたのは、今まで通りの“普通”の生活をみんなで送ること―。
大介は、陽三と共に暮らし始めてから出会ったさまざまな友人や知人を招いて、ささやかな「食事会」を開くことに。
葉菜子や律子(風吹ジュン)、妻の恵(水野美紀)、浩太(高田)はもちろん、大介の同僚の佐々木(荒川良々)や入江(千葉雄大)、そして葉菜子を通じて知り合った莉奈(水原希子)や和哉(田中圭)…。
陽三が居候を始めたことがきっかけで、より深い関係を築くことができた、掛け替えのない仲間たち。みんなを大介の部屋に招いて行われる飾り気のないホームパーティーでは穏やかな時間が流れる。
毎週日曜夜9:00-9:54
TBS系で放送
※最終回は3月20日(日)