「9係」最終回、野際陽子「私も事件を解決したい」
6月15日(水)に最終回を迎える「警視庁捜査一課9係」(毎週水曜夜9:00-9:54テレビ朝日系)。クランクアップを迎えた現場から渡瀬恒彦、井ノ原快彦、中越典子、野際陽子のコメントが到着した。
最終日の撮影は、静香(野際)の前でタジタジになる倫太郎(渡瀬)と、そんな二人にツッコミを入れる直樹(井ノ原)と倫子(中越)という「season11」ではおなじみとなったコミカルな場面。
今シーズンの撮影を終えて井ノ原は、「いつも正しくて僕らはついていくだけという存在だった係長が、静香さんにチクッとやられて困っている姿は、見ているとちょっと穏やかな気持ちになれてすごく新鮮でした」と野際が加わったことによる相乗効果をアピール。
倫太郎の娘でもある倫子役の中越も「とても不思議ですけど、野際さんが母親のような雰囲気を醸し出してくれて、家族のつながりがさらに奥深くなったような感じがしました」と笑顔で語った。
一方、野際は「私の本当の地はとても無口なんです。なので、自分とは違う静香のようなキャラクターを演じるのはストレスの発散にもなりますし、そういう意味ではもう少しいろいろと厳しいことを言っておいた方が良かったかな、とも思っています(笑)」と明かし、渡瀬や井ノ原の笑いを誘っていた。
さらに「今度は、もし機会があれば、私もちょっと事件に関わらせていただいて、さらに事件を推理して解決して…というところまでやらせていただきたいですね(笑)」と、早くも次のシーズンへの希望を語った。
そして、主演の渡瀬は「今回、野際さんにご出演していただきましたが、大人ってこういう人なんだなと思いました。物静かというわけではないんですが、何かをするわけではないのに、きっちりと存在感を示している。とてもすてきでしたね。
今シリーズでは花に関わるストーリーが多かったのですが、それも野際さんが出られたから。いろいろな意味で膨らみが出せたと思っています」と、新たな展開を見せた「9係」に手応えを感じた様子だった。
毎週水曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送