全国無料のBSテレビ局・Dlifeで行われている特別企画「海外ドラマ SO!選挙」。“今こそ見たい海外ドラマ”を視聴者投票によって決定するとともに、ランクインした作品が3月に一挙放送される。
ドラマに出演する女優の中には、いわゆる“映画女優”にも匹敵する年収を稼いでいる女優もいるのだとか。
米経済誌フォーブスの調べによると、'15~'16年にかけて世界で最も稼いだドラマ女優は年収4300万ドル(約49億円)のソフィア・ベルガラ、映画女優は年収4600万ドル(約52億円)のジェニファー・ローレンス。
ただし、ソフィア・ベルガラの4300万ドルの大半を占めるのは出演ドラマ「モダン・ファミリー」のギャラではなく、化粧品メーカーなどとのスポンサー契約によるもの。
単純に出演料の高いドラマ女優はというと、年収2450万ドル(約28億円)で第2位のケイリー・クオコで(「ビッグバン★セオリー」)、1話当たり100万ドル(約1億1400万円)のギャラをゲットしており、同ドラマが1シーズン24話であることから、年収のほとんどが出演料によるものだと計算できる。
ちなみに、同ランキングで彼女たちに続くのは、1350万ドル(約15億4000万円)で第6位のケリー・ワシントン(「スキャンダル」)、1200万ドル(約13億6800万円)で第7位のスタナ・カティック(「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」)、1100万ドル(約12億5400万円)で第8位のプリヤンカー・チョープラー(「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」)といった面々だ。
日本でも人気のシリーズに出演するドラマ女優たちもきちんとランクインし、年収面でも存在感を放っている。
ここで“映画女優”と“ドラマ女優”を比較してみると、サンドラ・ブロックは「ゼロ・グラビティ」で5100万ドル(約57億円)を稼いでいるが、これは映画の興行収入からの分配金を出演料とする契約が吉と出た成功例。
撮影前に提示された額だと、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のスカーレット・ヨハンソンは2000万ドル(約22億円)といわれている。
映画1本=2000万ドル(約22億円)と1シーズン24話=2400万ドル(約27億円)を比較するのはちょっと乱暴だが、それでも“ドラマ女優”の出演料が“映画女優”の契約に劣るとは、もはや言い切れない状況かもしれない。
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