NHK BSプレミアムで放送中の「The Covers」(毎週月曜夜11:15-11:45)。2月13日(月)はGLIM SPANKYがゲスト出演する。
GLIM SPANKYは、山口百恵の「ロックンロール・ウィドウ」('80年)、浅川マキの「それはスポットライトではない」('76年)、ジャニス・ジョプリンの「MOVE OVER」('71年)をカバー。また、オリジナル曲「大人になったら」('15年)も披露する。
山口百恵の「ロックンロール・ウィドウ」についてボーカルの 松尾レミは選曲理由を「山口百恵さんが、かっこよくて大好き。日本の国民的スターの曲を歌ってみたかった。アイドル歌手の曲をどう表現できるか挑戦したかった」と語った。まだ20代であるメンバーの松尾と亀本寛貴は、今までの人生で昭和歌謡をほとんど聞いてこなかったとのことだが、実際にやってみると「とても楽しく、自分たちの引き出しを増やすきっかけになった」と演奏を振り返った。
浅川マキの「それはスポットライトではない」は、ボーカルの松尾がバンドを始めた頃に父親に教えてもらい「音楽人生で最初に心に刻まれた曲」というほど思い入れ深い一曲。
曲を聞いたMCのリリー・フランキーが、「風景がある。情景を回帰させる」と絶賛した表現豊かなパフォーマンスは必見。
ジャニス・ジョプリンの「MOVE OVER」は、水原希子出演のCMで松尾レミが歌唱して話題になった一曲。MCリリーも、「若くてこんなにスマートに『MOVE OVER』を歌うなんて」と絶賛した。
オリジナル曲「大人になったら」は松尾がデビュー前の大学時代に作った曲。自身の対年を元に「大人になるってどういうこと?」というテーマで作ったという。GLIM SPANKYの魅力が詰まった心に染み入る名曲になっている。
トークでは、53歳のリリー・フランキー以外の3人が20代という初の状況にリリー・フランキーから「新鮮!」との言葉が。リリーを驚嘆させた若い才能が生み出す音楽に酔いしれよう。
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