世界最高峰のバスケットボールリーグ・NBAのオールスターゲームが、日本時間の2月20日(月)にアメリカ・ニューオーリンズで開催される。今回、WOWOW NBA中継のリポーターとして2015年、2016年のオールスターゲームを現地観戦した、ゆずの北川悠仁を直撃。現地での貴重なエピソードや、今年のオールスターの見どころを語ってもらった。
――2年連続でオールスターゲームを現地観戦されていますが、会場はどのような雰囲気なんですか?
会場はスターだらけですね。出場者もそうですけど、それ以外も“石を投げればレジェンドに当たる”みたいなね(笑)。すぐそこでチャールズ・バークレーが喋っていたり、まさにドリームチームにいた大スターたちが、たくさん来ているんですよね。おじいちゃんになっていて、分からないレジェンドもいますけど。でっかいおじいちゃんを見つけたら、だいたいレジェンドかな(笑)。
――2015年の現地観戦では、ダンクコンテストに出場したザック・ラビーンに手ぬぐいをプレゼントして、お返しにラビーンからバスケットシューズが一足送られてきたというお話を伺いました。昨年、オールスター観戦に出発する前に「もう一度プレゼントを渡して、もう一足をもらいたい」とおっしゃっていましたが、成功したのですか?
それがダメだったんですよ…ラビーンに会えなかったんですよね。取材する相手を、ラビーンかコービー・ブライアントか選ばなくちゃいけなくて…そりゃ、去年は引退イヤーだったしコービー選ぶよね?(笑) ラビーンのシューズはスタジオに置いているんですけど、音楽関係のものの中に突然、サイン入りのでかい靴が片方だけ置いてあるんです(笑)。次に会ったら右足のももらいたい!違う柄のでもいいから、ラビーンの靴をそろえたいです(笑)。
――コービーについては、昨年の出発前に「絶対コービーに会いたいけど、メディアの数も凄いだろうし無理かな…」と仰っていました。そんな中で見事インタビューに成功しましたね。
他を全部捨てて、コービーだけに照準を絞っていたんです。1時間以上前から最前列で彼を待っていたんですけど、とにかく取材陣が多かったので、なかなか振り向いてもらえなくて。でも、ここはミュージシャンの腕の見せどころだと思って、声を張って「コービー!」って叫んだら振り向いてくれました(笑)。ちょっとの会話と、持って行ったプレゼントを渡すことしかできなかったんですけど、あれは嬉しかったですね。
――ミュージシャンとしてのスキルを武器に、1番の目的を果たすことが出来たんですね。
その後は“コービー運”がついたみたいで(笑)、オールスターゲーム当日にエレベーターを待っていたら、スーツ姿のコービーが来たんですよ!そこで「昨日はありがとう!」と話すことができました。その後に、試合直前のインタビューの時にもコービーと居合わせて(笑)。3度もコービーに会えるなんて“持って”ますよね。「I have!」って叫びましたから(笑)。たぶん、英語の使い方を間違ってますけどね(笑)。向こうも覚えていてくれたのは、目立ってたのかな。他がちゃんとしたメディア媒体なのに、「片言の英語で物だけ渡してくる、日本の変なメディアがいるぞ」って(笑)。
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