2016年に公開された主演映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」での熱演が評価され、第40回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。女優としてますます期待が高まっている橋本環奈。この2月に18歳の誕生日を迎えた彼女は、3月には地元福岡で通う高校を卒業、さらに所属するアイドルグループの解散も発表された。アイドルから女優へ、飛躍の春を迎える橋本だが、3月4日には最新映画「ハルチカ」が公開。そのみずみずしいシーンカットを紹介する。
初野晴の同名青春小説の実写映画化で、Sexy Zoneの佐藤勝利とダブル主演を果たした本作は、高校の吹奏楽部が舞台。部員たちの成長と青春、純愛を描くストーリーだ。橋本は廃部寸前の吹奏楽部の部員集めに奔走し、コンクール出場を目指すひたむきな高校生を演じている。吹奏楽部が舞台の映画ということで、佐藤はホルンを、橋本はフルートを猛特訓して撮影に挑んだ。現在でも楽器を続けている佐藤は、都内で開催された舞台挨拶で、誕生日を迎える橋本のためにサプライズでバースデーソングをホルンで生演奏。橋本は「ありがとうございます! 間近で聴いてすごいなと。素敵な18歳を迎えることができました」と感激する一幕も。
「ハルチカ」のメガホンを取ったのは、「箱入り息子の恋」などを手掛け、かつてはお笑いコンビ「髭男爵」のメンバーだった経歴を持つ市井昌秀監督。市井監督は、橋本たちについて「みんなひたむきに頑張っていました。みんなでまとめて演奏する時、ものすごくぐっときました」と若手俳優たちの熱演を心から称えた。
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