――およそ半年ぶりに「THE突破ファイル」に出演された感想をお聞かせください。
半年もたったなんて思えないくらい、いつも周りから「突破ファイル見たよ」と言われているので、“突破女優”として再び君臨できたのがうれしかったです!(笑)
――謎の声に悩まされる女性・今井夏帆を演じるに当たって、役作りで工夫した点はありますか?
謎の声は、聞こえているだけではなく、何か見えないものが見えているのかもしれない。誰にも見えないえたいの知れないものが、自分にだけは見えている…。夏帆がおびえる場面では、そんな滑稽な様子すらも恐怖に感じてもらえるように、不気味なお芝居をしようと頑張りました。
――最も大変だったシーンは?
家の中での撮影は、実際のスタッフさんの家をお借りしたので、近所迷惑にならない程度の音量でなければいけないと思い、声の調節が難しかったです。また、涙のシーンは、「突破ファイル」の場合、毎回違う角度から何度も何度も撮るので、今回もひと苦労でした…。
――今回、医師役の山下美月さん、看護師役のかなでさんとドライブに出掛けるシーンも見どころの一つとなりそうですね?
ドライブのシーンの撮影日、一番最初に撮ったのが、私が車内で謎の声のピークに達して叫ぶシーンだったんですよ。朝イチの謎の声のクライマックスは、かなりしんどかったです(笑)。また、この日は途中で雨が降ってきてしまって、大事な謎解きのシーンを車の中で撮影することになって。一番かっこよくなければならないシーンが、まさかの車内で、地味になってしまって参ったな~、とみんなで話していました。
――その他、撮影中の裏話があったら教えてください。
印象に残っているのは、休憩時間、かなでさんがナース姿のまま、うたた寝していたこと(笑)。こっちは謎の声が聞こえる場面で、酸欠になるくらいハァハァしているのに!…気持ちよさそうで、うらやましかったです(笑)。
――今後、“突破ドラマ”で演じてみたいシチュエーションや、挑戦してみたい役柄は?
私はどちらかというと、泣いてばかりの役や、誰かに救ってもらう役が多いんです。見せ場もやりがいもあって、とてもありがたいのですが、「突破交番」のようにコメディー要素もあるドラマで、四千頭身の後藤(拓実)さんが演じられているような、クスッと笑わせるハートフルな役も、一度やってみたいですね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)