最古の国産自動車「アロー号」を生んだ矢野特殊自動車が挑む冷凍車の革新

2020/10/30 18:48 配信

芸能一般

11月1日(日)放送「世界一の九州が始まる!」より、「矢野特殊自動車」矢野彰一社長

11月1日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、RKB毎日放送製作の「『はたらくくるま』で世界とつながる」を放送する。

福岡市博物館に、現存する最古の国産自動車が展示されている。その名は「アロー号」。製作者の矢野倖一の名前、「矢」から名付けられた。彼が起こした会社は今も「矢野特殊自動車」(福岡県)として続いており、さまざまな特殊車両を手掛けている。

【写真を見る】最古の国産自動車「アロー号」


現在の矢野特殊自動車が最も力を入れるのは冷凍車。実は国産初の冷凍運搬車を開発したのも同社だ。九州の生鮮品を全国各地へ運んできた。そうした客の要求に応えていたら、全国に通用する技術が育った。

その冷凍車のクオリティーをさらに上げるべく研鑽(けんさん)を重ねている。最新の「アイスウイングXF」車では、コンピューター管理のサーマルアイネット(温度の目)を導入し、より高精度の管理を可能にした。これにより逆に庫内の場所で温度にばらつきが大きいことが判明、さらなる改良のきっかけともなった。

こうした改良は、少しでもドライバーの負担軽減になればという考えから行われている。物流を支えるドライバーの不足が叫ばれる今、働きやすい環境を整えることで業界を支えたいという思いが大きいのだ。

そんな矢野特殊自動車は、フランスや中国のメーカーと協力関係を結び、技術は世界にはばたきつつあるという。

冷凍ウイング車