こうしたやり取りを聞いた生物学評論家・池田清彦氏は「あなたはね、人間よりチンパンジーに近いよね」と、チンパンジーが獲物を独り占めするために労力を割く行動を例に挙げ、社会的動物である人間は獲物を分け合うようにしないと人望が得られないと指摘。
心理評論家・植木理恵氏も“大物になれる元の取り方”として、時間や体力を使って全員の話を聞いてすべてを笑いに変える明石家さんまと、常に虎視眈々と気をうかがいベストのタイミングで発言することでほぼ100%オンエアされる吉田敬(ブラックマヨネーズ)を例に挙げ、他人のふんどしで元を取ろうとせずに自分自身がコストを支払って元を取る攻め方を推奨。
しかし山内は、楽屋などもきれいに片付けて帰る方が次の仕事はもっと良い仕事ができる、といった評論家陣のアドバイスも、「つじつまが合わないです!」と一貫した姿勢で即座に拒否し、スタジオをいっそう沸かせた。
山内のスタンスはSNS上でも賛否両論だったが、「山内さんのおもしろさは、こういうとこよなw」「そのせせこましさが人間らしくて良いんじゃん!」「せせこましいチンパンジー、めっちゃ笑った」といった声も。山内のTwitterには視聴者からの応援メッセージが多数寄せられていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)