1人目は、史上初めて処刑された王妃となったアン・ブーリン。側近や身内も数多く処刑し、暴君と恐れられた王・ヘンリー8世の2番目の妻だ。
“愛人”から王妃へと上り詰めた彼女は、当時では珍しい恋愛テクニックを駆使しヘンリー8世を夢中にさせたが、結婚から3年後、彼女がいたのは処刑台の上だった。
2人目は、アン・ブーリンの一人娘である、エリザベス1世。生涯独身を貫き、大英帝国の礎を築く名君となった彼女には、生涯思い続けた相思相愛の男性がいた。
なぜ彼女は“愛する人との幸せ”を拒み、生涯独身を貫いたのか。そこには、父に処刑された悲劇の母・アン・ブーリンの影響があった。
3人目は、現女王であるエリザベス2世。25歳で女王となった彼女は、数々の王室スキャンダルと王室批判を乗り越え、現在の王室のイメージを作り上げた。
彼女を最も悩ませたのは、1997年にダイアナ元妃が交通事故で亡くなった際の対応。彼女は王室の慣例どおり公式コメントを出さなかったが、その対応に多くのイギリス国民から批判が殺到した。
その時、エリザベス女王が下した決断や、彼女が目指した“開かれた王室”への思いが実を結ぶ過程に迫る。
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