11月22日(日)より、WOWOWプライムにてスタートする「連続ドラマW 夜がどれほど暗くても」。このほど本作の新たなキャストが発表され、坂口理恵の出演が明らかになった。本作の主演を務める上川隆也と「演劇集団キャラメルボックス」で長きにわたり共演してきた坂口が、2010年の舞台「サンタクロースが歌ってくれた」以来10年ぶりに、そしてテレビドラマでは初共演を果たす。
中山七里の同名小説をドラマ化した本作は、週刊誌の世界で生きてきたジャーナリスト・志賀倫成(上川隆也)がある殺人事件の“当事者”となり、「追う」立場から「追われる」立場となりながら真実に迫っていく報道サスペンス。
凶悪事件の容疑者家族として、世間からバッシングを受ける日々の中、志賀はある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことに。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実。そして、深い闇の中で志賀が“一条の光”を見つけるまでを描いていく。
犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして、報道の自由や意義とは一体何なのか。報道のあり方が盛んに問われている今、ドラマという形を通じて真っ向から切り込んだ作品となっている。
本作で坂口が演じる役どころは、NGO団体の代表で、容疑者となった志賀の息子・健輔(葉山奨之)のことをよく知る落合夏子。上川演じる志賀とどのようなシーンで共演するのか注目だ。
また、本作の場面写真4点が公開に。容疑者の父親としてマスコミに追いかけられる志賀が、自身の部下である井波(加藤シゲアキ)に直撃取材される場面や、両親を失った被害者遺族の奈々美(岡田結実)が、事件に関する記事を読んで感情を露わにする場面など、いずれも緊張感あふれるカットとなっている。
さらに、事件を追う刑事・長澤(原田泰造)が志賀に向ける複雑な眼差しには、長澤が週刊誌嫌いになった“ある因縁”を想起させる。豪華キャスト陣による、WOWOWだから描ける深い人間ドラマに期待大だ。
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