――本田さんはアスリートであり、女優さんでもありますが、どんな応援マネジャーになりたいですか?
私にアスリートというイメージがあるのがとてもうれしいです。女優のお仕事には、フィギュアスケーターの気持ちを持ち込まないようにしているので、本田望結という人間が二人いるような気持ちで、普段は生活しています。
今回、応援マネジャーに選んでくださった理由が「高校サッカーの選手と一緒で、夢に向かって頑張っている方だから」とお聞きした時は、初めてフィギュアスケーターと女優である自分が合体したなと思いました。
私も現在、全日本選手権に向けて頑張っているので、やはり二つのことを諦めずに続けてきて良かったなと思っています。私自身もフィギュアスケートについて、記者の方に質問していただく機会があるので、選手の気持ちが分かるからこそ、選手が秘めている思いなどを視聴者の方々にお伝えできたらと思っています。
――周りの方の支えを感じることはありますか?
コーチがいて、送り迎えしてくれる両親がいることは当たり前なことではないし、一人では何もできないんだなと感じています。私も自粛期間中は、全く練習ができない状態になり、家でトレーニングをしていました。
その時に、今までどれだけ幸せに過ごせていたのかと考えさせられました。自粛期間後は、試合があることに喜びを感じ、配信でもお客さんが見てくださっていたことがやる気につながりました。
サッカーも各チームのマネジャーさんは、本当に大切な存在だと思います。マネジャーさんたちは、選手のために頑張り、夢をかなえたいと応援し、選手もマネジャーさんやコーチがいるからこそ、自分の夢をみんなの夢として、頑張れる力になっていると思います。
――同世代の選手たちにエールを!
勝ち負けを争う競技ですが、練習してきた成果を全力で出しきってもらいたいなと思っています。私もフィギュアスケートと女優、どちらも大好きなので、続けられていることに感謝し、これから先もずっと“滑って踊れる女優さん”を目指していきたいと思っています。
※記事内、高橋ひかるの「高」は「ハシゴダカ」が正式表記
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