結婚したい女が結婚したくない男と恋に落ちる月9「突然ですが、明日結婚します」(フジ系)。主人公のあすか(西内まりや)が恋するナナリューこと名波竜(山村隆太)は人気アナウンサー。その後輩の新人アナ・麻衣を演じているのが山賀琴子だ。
——演じる麻衣はどんな女の子ですか?
「女子力の高いイマドキのキラキラ女子だと思います。でも、私は声もテンションも低いので、ぶりっこと言われているタレントさんの動画をたくさん見て研究しました(笑)。あと、移動中に西野カナさんの曲やJYさんの『好きな人がいること』を聴いて、“私は麻衣よ”と自分に言い聞かせています(笑)」
——新人アナを演じるにあたり、事前に指導を受けたそうですね。
「私を含むアナウンサー役の人は全員、フジテレビのアナウンサーさんにレッスンを受けました。『がぎぐげご』などの鼻濁音とか知らないことだらけで、本当に勉強になりました。原稿を読むシーンでは、この鼻濁音を一番意識しています。私たちの世代は日本語の正しい発音をきちんと知らなかったりするので、女優業を始めて間もない時に正しい発音などを教えてもらえて本当に良かったです」
——女優を志したのは“ミス・オブ・ミス”に輝いた'16年の春なんですよね?
「最初は'15年冬、ミス青学になったときに女優にならないかと声を掛けていただいたんです。それから3カ月ほど考えて、翌春“ミス・オブ・ミス”になった時に決心しました」
——わずか3カ月で決心って、早いですね!
「私、何でも決めるのが早いんですよ。お買い物も迷いません」
——決心した約半年後には連ドラ初出演を果たし、今作が2本目。早朝からの撮影もある連ドラを乗り切るために気を付けていることは?
「強いて言えば、朝ご飯をしっかり食べることです。今回の撮影では、朝の情報番組の場面を本当に早朝に撮影しているので、現場入りがとても早いんです。でも、朝起きたら作って食べないと1日がうまく始まらない気がするので、今日もお味噌汁とご飯と納豆と玉子の“ザ・朝ご飯”を作って食べてきました」
——そうして、早朝から演じている麻衣は、今後、あすかの恋を脅かす存在になっていくんですよね?
「ナナリューさんに本命チョコを渡すなど動き始めますが、あすかさんとナナリューさんの間にはもう入り込む隙がない気もして…。とても難しい試合になると思うんですけど(笑)、『諦めたら、そこで最後ですよ』という『スラムダンク』安西先生の言葉を胸に諦めずにアタックしていきます!」
——ところで、あすかは結婚後、専業主婦希望ですが、山賀さんはどちらを希望しますか?
「以前は具体的な夢がなかったので、将来は結婚して子供を産むんだろうなと漠然と思っていたんですけど、今は女優というやりたい仕事ができたので、専業主婦になりたいとは思わないですね。結婚しても仕事をやめずに続けていきたい。結婚して仕事をして、趣味もすると忙しくて大変だと思いますが、その方がいいなと思います!」
及川静
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