2021年に結成45周年を迎えるロックバンド・ムーンライダーズのワンマンライブを収めた「MOONRIDERS LIVE 2020」が、2021年2月にWOWOWで放送されることが決定した。2020年10月31日、ファンにとって“聖地”とも言うべき東京・中野サンプラザで行われた4年ぶりの復活公演の感動が、テレビを通して蘇る。
1976年にデビューし、数々の先鋭的な作品で日本のロックシーンに偉大な足跡を残してきたムーンライダーズ。鈴木慶一、岡田徹、武川雅寛、鈴木博文、かしぶち哲郎、白井良明のメンバー全員がソングライティングを担当するなど、キャリアを通して多彩なサウンドを取り入れ進化し続けてきた。
バンドの35周年となる2011年11月に無期限の活動休止を発表したものの、2014年には前年に逝去したかしぶちの一周忌に一夜限りの復活を果たし、結成40周年の2016年には“活動休止の休止”を宣言。東京・夢の島で開催された野外フェス「ワールド・ハピネス」への出演を⽪切りに、国内6カ所のライブツアーが行なわれた。
その後再び“活動休止”に入っていた彼らだったが、2020年8月に名盤と名高い『カメラ=万年筆』のリリース40周年を記念する無観客ライブで活動を再開。そして今回、2011年にかしぶちが最後にメンバーとともに演奏した場所である中野サンプラザで行われた単独ライブの模様を放送する。
ファンにとっては“聖地”とも言うべき場所で、バンド名にふさわしい満月の夜の開催となったこの供宴は、まさしくキャリアを総括するようなセットリストを展開。往年のファンはもちろん、若いファンも思わず涙したというレジェンドの復活劇は必見だ。
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