<東京パフォーマンスドール>久々の“有観客”ライブ参戦「皆さんとお会いできてすごくうれしいです!」

2020/11/04 05:00 配信

音楽 アイドル

東京パフォーマンスドールが「@JAM×アイドル横丁presents『秋葉原アイドルサーキットvol.0』」に登場した※写真はスクリーンショット (主催者許諾済)

6人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称:TPD)が、11月3日に開催された「@JAM×アイドル横丁presents『秋葉原アイドルサーキットvol.0』」に登場。東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場と神田明神ホールの2会場を“はしご”し、熱のこもったパフォーマンスを披露した。そのうち、オンライン配信も行われた神田明神ホールでのライブをリポートする。

オープニングSEが流れる中、“TPDホワイト”の衣装もカラフルな照明に映える6人組が現れ、ひときわゴージャスなアウターが印象的なリーダー・高嶋菜七の「秋葉原アイドルサーキットにお越しの皆さん、東京パフォーマンスドールです。楽しんでいきましょう!」というあいさつ、そしてギターをかき鳴らすしぐさの1曲目「SURVIVAL!!」で元気いっぱいにライブがスタート。

これが2月7日深夜の「@JAM MEETS〜オールナイトスペシャル〜 vol.2」以来、9カ月ぶりの有観客ライブ参加となるTPD。配信画面越しの観客に向けてのオンラインライブは数回行っていたとはいえ、やっぱり目の前に観客がいると、多少は勝手が違ったよう。

後で上西星来も言っていたが、1曲目ではまだ「ちょっぴり人見知り」していた感じ。やや照れたような笑顔を浮かべるメンバーの姿が印象的だった。
ただ、逆の立場からしても、こんな美女が6人もずらっと目の前に現れたら緊張で下を向いちゃうでしょう。たぶん。

さておき、そこはプロ。あっという間に順応し、続く「eyes」では、堂々たる振り&ボーカルであっという間に会場、配信画面の向こうのファンを魅了していく。

3曲目の「Starship Flight」では、照れとか感じる暇もないくらい難度の高いダンスを笑顔でこなし、すっかり普段のTPDらしい動きに。心なしかいつもより笑顔指数が高めなのは、お客さんがいることによって楽しさも限界突破したからかも。ステージからも観客からも、“尊い”感情がダダ漏れしていることが画面越しにも伝わってくる。

そして「Hey, Girls!」へ。イントロでの、高嶋の「さあ、神田明神ホールにお越しの皆さん、久しぶりに皆さんとお会いできてすごくうれしいです! 声は出せないけど、クラップで参加お願いしま~す!」という呼び掛けでTPDもファンもますますエンジンがかかったようで、声に出さずとも“心のコール&レスポンス”が繰り広げられていた。

脇あかりがカメラ目線で無邪気な笑顔を向けた場面は、恐らく画面越しのファンもその瞬間「ビーム」を送り返していたに違いない。

5曲目、デビュー曲の「BRAND NEW STORY」では、「この曲でラストになります! 皆さん、一緒に楽しんでいきましょう!」と言った後、ちょっぴり複雑な表情を浮かべた高嶋。その後の“じょにふた”こと上西&橘二葉のボーカルも、入りに少々戸惑いがあったような気が…。

楽しい時間はあっという間…とはよく言うが、25分の持ち時間が20分くらいに感じた。もう終わりか~と思って時計を見ると、まだ5分ぐらい残されていた。
おもむろにトークが始まり、この5分くらいトークでつなぐのかな?と思ったが、意外な“真相”が本人から語られるまで、時間はかからなかった。