――宇垣さんの演じられた“花の妖精”、自然にその場に溶け込んでいましたし、かわいらしかったです。
ありがとうございます…。私の声は割と落ち着いていて、起伏のあるタイプではないのですが、花の妖精は元気ですごく若いキャラクターだと思ったので、いかに元気にはつらつとしたしゃべり方ができるか、かわいい花の妖精になれるか、というのはすごく試行錯誤しました。
そもそも生き物としても違うし、体格も違うので、私が普段から普通に出していて、人が聞きやすい声とはまた別にしなくてはいけない、と思っていました。
――なるほど…!何か参考にされたものはありますか?
友達にすっごい元気なギャルみたいな子がいるんですけど、その子の声を(笑)。いつも元気で笑顔笑顔笑顔!という感じで、一緒にいたらこっちも楽しくなって、つられて笑顔になっちゃうようなハッピーな友達がいるので、その子のことを思い出して臨みましたね。
――実際に自分の演じた場面を見て、どういうお気持ちでしたか?
ずっと叫んでました。恥ずかしくて、「うわあああ」って(笑)。
自分の声と一緒にキャラクターが動いているのはすごくうれしかったし、花澤さんや宮野さんと一つのシーンにいるというのはすごく光栄だったんですけど、一方で気恥ずかしさも感じました。
「並ぶのが恐れ多い」という気持ちと「ファンのくせにここにいていいのか」というような気持ちがあって、ずっと地団駄踏んでいました。
――ご自身の好きなアニメという世界に入れた喜びはありましたか?
いや…本当に。こんなことあって良いのでしょうかというくらい、すごく幸せだったな、と思います。
――もっと声優のお仕事をしてみたいというお気持ちはありますか?
はい。リベンジじゃないですけど、次やるならもっと上手にならないとっていう悔しさもちょっとあります。
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