劇中で“バディ”を演じる二人。綾野は北川について、「圧倒的な安心感、受け皿が広いというのは(高千穂役と)共通しています。僕たちも2003年デビューの同期だから気が楽だよね」と、役との共通点を明かした。北川も「同じような景色を見ながらこれまで芸能活動してきたこともあり、価値観も近くてやりやすい。気兼ねなくいられます」と同調。
そして、「犬養さんのストイックな集中力は、綾野さんと重なるかな。綾野さんはお芝居になると、ぐっと入り込んで、話しかけられないくらい殺気立っている時もあります(笑)」とエピソードを披露。綾野は、「セリフを間違えないか必死に反復していただけかも(笑)」と返し、笑いを誘った。
撮影は2019年の夏に行われた。北川は「暑い夏に魂を全部込めて、全力で撮影しました」と自信をのぞかせる。「安楽死という難しいテーマに聞こえるかもしれませんが、犬養と高千穂の痛快なやり取りやアクションもあります。いろいろなことがあった2020年でしたけれど、スカっとした気持ちになりに、劇場に来ていただけたらいいなと思います。よろしくお願いします」とアピール。
最後に綾野は、「ようやく11月13日(金)に公開となります。映画というエンターテイメントは確かに不急ではあるかもしれないけど、不要ではない、と改めてかみしめる時間が増えました。何が届けられるかより、どう届けるかが我々にとって大切なことなんだなと。…ぐっときちゃうな。劇場でお会いできることを楽しみにしています」とメッセージを送った。
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