「M―」をきっかけに、芸能界からも田中みな実ファンが続々と誕生。中でも伊集院光は、自身のラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)などでも「田中みな実が好き!」と公言。
ついには「M―」の副音声解説にも登場し、「Mは田中みな実のM」「田中みな実は本職の名優たちとは違うチャンネル入ってて。フルスイングで、そんなに振りかぶったら肩壊れますよ、みたいなところでやってる。すごく好きですね」などと女優・田中みな実の魅力を熱く語ってこちらも話題を呼んだ。
そんな田中がさらにフルスイングで挑んだのが、「M―」のスピンオフドラマとしてABEMAで放送・配信された「L 礼香の真実」。こちらは田中が主演であり、配信ドラマでもあるため表現の自由度も格段にアップ。本編では描き切れなかった、エキセントリックなキャラクター・礼香ができあがるまでの常軌を逸した生い立ちが綴られた。
お気に入りのバーテンダー・茂樹(堀夏喜・FANTASTICS from EXILE TRIBE)に自らの生い立ちを語って聞かせる礼香。田中は元アナウンサーの実力を生かし、猫なで声からドスの効いた声までさまざまな声色で礼香の感情を表現。その表現力の幅広さには目を見張る。
「クラスの写真週刊誌を作ることにしたの」と甲高い声で可愛らしく明かしたかと思えば、茂樹にその内容を尋ねられると途端に低い声で「しょうもないこと」と怪しく笑う。クラスメート・あゆむへのイジメの一部始終をこともなげに語り、「その後あゆむは転校しましたあああ…あっはははは!」と狂気に満ちた高笑いを響かせた。
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