――ユニットコントのネタ作りは、どのように進められたのですか?
岩倉:最初、私が女性なので、女性ということを生かしたネタを考えたんですけど、私たちのネタは、「中野さんがこのキャラをやったら面白いだろうな」ということをコントでやっていて、そいつどいつは「刺身がこれをやったら面白い」と松本が思うことをやっているので、中野さんと刺身の両方を生かせたらいいなと。設定をみんなが出してくれて、ちょうどいいというか、バランスのいいネタができました。
――今回は「旅行」がテーマでしたが、普段ネタを書かれていない中野さんの設定が採用されたそうですね?
中野:奇跡ですけどね。散々みんなで出し合って、最終的に僕のが採用になったというだけです(笑)。最初、「修学旅行にしよう」と言っていたんですよ。学生服を着て、4人でやったら楽しそうだなと。そこから考えて考えて、全然関係のない“社員旅行”というのになって。4人でやったからたどり着けた感じはありますね。
岩倉:中野くんが出したというのは、全く覚えてなかったです…。
――忘れてしまうくらい珍しいということですか?(笑)
岩倉:本当に、はい、そうです。
中野:珍しいなら覚えとかんと!
岩倉:(笑)。そんなわけないと思いました(笑)。
――他のチームで印象に残っている組はありますか?
岩倉:皆さん、それぞれの良さが出ていて面白かったです。サンシャインさんとやさしいズさんのネタは二組の良いところが出ていて、「“コント”って感じ!」「楽しい!」と思いました。
中野:(ネタを)やる前に空気階段がゴスケを使うと聞いて、「ゴスケ使うんか…」と(笑)。いい意味でむちゃくちゃになるんだろうなと思って見たら、期待を裏切られず、想像通りのゴスケの使い方だったので面白かったです。
――今回、同じ事務所などルールの下でのユニットコントでしたが、何も考えずに助っ人を選択するとしたら、組みたい方はいらっしゃいますか?
岩倉:ニューヨークさんとか、他事務所だったらGパンパンダとかフランスピアノとか…。ニューヨークさんは、おこがましいですけどすごく大好きなので、いつか一緒にやらせていただきたいなと思います。
中野:僕も本当におこがましいですけど、一番一緒に何かをやってみたいのは、元キングオブコメディの今野(浩喜)さんですね。いろんなキャラをされていますし、どんな感じでボケを生んでるんかなとか、ネタ作りの感じを見てみたいです。あとは、今回はリーダーでしたけど、やさしいズさんとやりたかったですね。
岩倉:そうですね。
中野:前に、やさしいズさんと「いつか一緒に何かやってみたいな」ということを喋っていたので、また機会があったらいいなと思います。
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