ドラマ初出演のhibiki「真矢ミキさんはさくらさんのまま、とても自然体で心の温かい方」<さくらの親子丼>

2020/11/06 06:30 配信

ドラマ インタビュー

オトナの土ドラ「さくらの親子丼」で初のドラマ出演を果たし、主題歌も担当するhibikiに話を聞いた(C)東海テレビ

真矢ミキが主演を務めるオトナの土ドラ「さくらの親子丼」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で初のドラマ出演を果たし、主題歌「sign」も担当するhibikiが、役との向き合い方や真矢とのエピソード、ドラマの見どころなどを語った。

同作は、2017年と2018年に放送されたドラマの第3弾。さまざまな問題を抱えた子どもたちを受け入れる民間シェルターを舞台に、九十九さくら(真矢)が奮闘する姿を描いている。

回を重ねるごとに、シェルターの子どもたちの熱演も話題に。hibikiは、けんかっ早く暴れん坊の高野みどりを演じている。

hibikiインタビュー


――みどり役の感想をお願いします。

私が演じるみどりは、とてもけんかっ早くて口が悪い子で…。普段の私は争いごとや、怒ることも苦手で、自分の性格と真逆の役を演じることに最初は不安もありました。
ただ、今は分からない感情を生み出す難しさとともに、自分と真逆だからこそ楽しく演じることができているように感じています。

みどりは「第2ハチドリの家」が大好きで、とても正義感が強い子なので、他の子どもたちのことも「私が守らなくては!」という気持ちがあるからこそ、怒ったり、キツイ言い方をしたりしてしまう。みどり自身は気が付いてはいませんが、愛の大きな人だと私は思っているので、そういう部分を意識して演じています。

不器用な中にも優しさや愛もある子なので、皆さんに愛されるように演じていきたいですし、「hibikiが演じるみどりだから良かったね」と皆さんに言っていただけるよう「さくらの親子丼」の世界観を自分でも探しながら一緒に成長していけたらと思っています。

――真矢ミキさんとの印象、エピソードがあればお願いいたします。

ケンカのシーンで真矢さんと共演させていただくことが多いのですが、「みどりはいつもケンカしているね。女の子なのにすごいよ、よくやっているね」と励ましていただいています。

真矢さんとお話させていただいていると、時にさくらさんじゃないかと錯覚することがあります。本当にドラマのさくらさんのまま、とても自然体で心の温かい方です。真矢さんの存在が心強くて、真矢さんに励まされると、安心して素で涙が出るときもあります(笑)。

――主題歌「sign」についてお伺いします。

作品と向き合い、寄り添いながら、メンバーと新しい曲を作らせていただきました。歌詞に「なんで、生まれてきたんだろう」「なんで、愛してくれないの?」というフレーズがあり、それはハチドリの家の子どもたちが口には出さないけど、心の中で思っている感情を表現しています。

ストレートにメロディーに乗せたことで、作品のさまざまなシーンにリンクできればと思い、この曲が完成しました。世界観、歌詞が心の裏側を出している分、トラックは逆に明るくしているので、曲だけ聞いていると不思議な感じがするかもしれないです。

私たちは今までこのような世界観の曲がなかったので、新しい曲を生み出すきっかけになった「さくらの親子丼」に感謝しています。

「第2ハチドリの家」の子どもたちの役柄とほぼ同年代の私たちが歌うことで、若い方にもこのドラマのメッセージや意味を伝えることができるのではないかと信じて、歌わせていただいています。「さくらの親子丼」を見て、曲のことも好きになってくださるとうれしいです。

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