『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開中)に、上弦の参・猗窩座が登場することが明かされた。
主人公・竈門炭治郎が、家族の敵であり、妹の禰豆子を鬼に変えた宿敵・鬼舞辻無惨を討つため、鬼との戦いに身を投じる「鬼滅の刃」。アニメでは人を喰らい、優れた身体能力や、異能力である血鬼術を使う強力な鬼たちとの戦いが、躍動感あふれる映像で描かれる。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』では、短期間の内に40人以上の行方不明者を出している“無限列車”を舞台に、「夢を操る」過去最強の敵、下弦の壱・魘夢と炭治郎ら、そして同じく無限列車に乗車した鬼殺隊最強の剣士の1人である炎柱・煉獄杏寿郎が対峙(たいじ)。
だが、先日解禁された情報では、敵が魘夢ひとりではなかったことが判明。無限列車で繰り広げられる炭治郎たちと魘夢の激しい戦いの中、新たに上弦の参・猗窩座が登場する。
猗窩座は、鬼舞辻直属の精鋭12体の鬼である「十二鬼月」の中でも上位の6体である「上弦の鬼」。序列は「参」なので、精鋭中の精鋭と言っても過言ではなく、先日解禁されたPVでも、圧倒的な強さを誇る猗窩座と煉獄の死闘が繰り広げられている。
人間から鬼にされたことで理性を失う鬼も多くいる中、猗窩座は理路整然と若く強い肉体を保ち続け、けがをしてもすぐに再生することができる鬼を賛美し、弱くはかない人間を蔑む。自らが強いと認めた煉獄に対しては、鬼になり、ともに鍛錬しようと勧めてくるなど、どこまでも「強さ」に執着を見せる。
一方、強き者は弱き者を助けるべきだという信念を持つ剣士であり、老いること死ぬことも、人間というはかない生き物の美しさであり、だからこそいとおしく尊いものだと語る煉獄。
「強さ」とは一体どこに宿るものなのか、煉獄と猗窩座による人間と鬼の矜恃がぶつかり合い、そして誕生するドラマに注目が集まる。
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