――そんな合宿生活を経て、バトル最高潮のデビューメンバー発表直前に、コロナ禍で撮影が中断。実に4カ月の空白期間を過ごした。
日向「その間、ネガティブな気持ちにもなったけれど、撮影中は目の前のことをこなすのに必死だったから、先のことを考える余裕ができて、自分を見詰め直す時間を持てました」
シヒョク「『近くで見ると悲劇、遠くで見ると喜劇』という言葉を胸に、僕はファンの皆さんに会える日を心待ちにしながら過ごしていました」
――クライマックスとなるべく合格発表もファンの前ではなく、一人ずつ個室で行われた。
太一「僕は、発表の2週間前から不安で眠れなかったんですよ~」
日向「ポジティブな気持ちで臨んだけれど、緊張で手が震えて、合否が入った“たまご”を受け取るときに落としちゃいました(笑)」
龍太「実感がなかったけれど、後からメンバーたちのコメントを聞いてジーンとしました。紆余曲折を経て、いよいよNIKが始動します。最終目標は世界での活躍ですが、まずはたくさんの日本の皆さんに、僕らのことを知ってもらうのがNIKの第一歩だと思っています!」
(取材・文=坂本ゆかり)
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)