――大学の時はアイドルに誘われたとのことでしたが、グラビアアイドルを選んだ理由は?
「ミスiD」を受けるまでは選択肢になかったんですけど、年齢は高いし、顔だって奇跡的にかわいいわけでもなく、スタイルも良くないので、どういうふうに「ミスiD」で生き残っていけばいいかと考えた時に、「あなたの隣に座っているようなOLが脱いでいきます」みたいなテーマでカメラテストを受けたんです。
その時に初めて(撮影で)水着になったんですが、それがすごく受けたのが成功体験として残っていたんですね。その後に賞をいただき、「副業グラドルはあり」と言っていただき、そういう道はありなんだと思ったのがきっかけです。
――グラビアアイドルの魅力は見つけられましたか?
正直「エロの世界かな?」と思っていたんですけど、最近は違うなと思ってきていて。芸術と言うと語弊があるかもしれませんが、女の子が自分の体の強みを分かって、それを見せていくのはすごいことだと思います。
それに、ファンの方にしてもエロ目線で見られるのかなっていうのはあったんですが(笑)、純粋にエロいだけじゃ応援してもらえない世界だと分かってきました。
人間性や親しみやすさ、当たり前のことなんですけど、人間的な魅力がないと応援してもらえない。擬似的な恋人みたいなものがあるんだなと思って。胸を出してお尻を出せば売れるという世界じゃないというのは、魅力的だし奥深いと思いました。
――今後のグラビア活動について考えていることは?
自分の理想の見せ方を追求していきたいです。今まで自分が思い描いていても、なれなかった体形ってやっぱりあるんですよね。本当はもっと腹筋が割れていて、くびれがあって、お尻もプリッと上がっている、フィギュアみたいなスタイルになりたかったなと漠然と思っていたんです。
ですが、結局仕事が忙しいとか、デスクワークで背中が丸まっちゃうしとか、言い訳をしていたところがあったんです。今は絶対にやめようと決めていて、自分の理想の体形を、年齢とか考えずに追求していけるグラビアアイドルになりたいと思っています。
ただ、今は推しポイントがあるわけではないので、それをこれから探していかなきゃいけないんですけど。
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