芸大生の桜木杏(広瀬すず)は、友達がいない。日々のささやかな楽しみは、近所の掲示板に貼られている“言葉”を愛でることと、匿名でラップのリリック(歌詞)を作ることである。
何気なく口ずさんだリリックをきっかけに、大手広告代理店勤務の連城昴に声をかけられる。俳人でもある昴は、上司の塔矢ローズゆりから、俳句とラップをテーマにしたプロジェクトチームに引き入られ、この突飛な企画に頭を悩ませていた。昴に丸め込まれた杏は、プロジェクトの手伝いをすることになる。
俳句は知らない、そして人間関係も不安だった杏。しかし、俳人の本宮鮎彦の句会で個性的な面々と出会い、俳句の世界に惹(ひ)かれていく。そんな矢先、代理店での打ち合わせに参加した杏は、リリックを提供していた売れっ子ラッパーと鉢合わせてしまう。
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