公開中の映画「鬼ガール!!」で、宇佐美雪役を演じている吉田美月喜。鬼族の血を引く“鬼”であることに強いコンプレックスを持つ主人公・鬼瓦ももか(井頭愛海)の親友として、りりしく美しい女子高校生像を描いている。今年の1月ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)での初の連続ドラマレギュラー出演を果たし、今後も多くの活躍の場が待機中の吉田の素顔に迫った。
――雪役に決まった際のお気持ちから教えてください。
「すごくうれしかったです! お母さんと出かけているときにメールが来たんですけど、私よりもお母さんの方が『本当に!?』ってビックリしてました(笑)。頑張ろうと思いましたね」
――セリフは全て関西弁でしたが、どうやって練習を?
「オーディションを受けるときから練習してはいたのですが、ちゃんと話せるようになったのは実際の撮影で1カ月ほど奥河内に行ってからです。ももか役の愛海ちゃんが関西出身なので、セリフひとつひとつ厳しく教えてくれましたし、地元の方とお話していると、自然と関西弁が出るようにもなって。東京に帰る日などは、『せやなぁ』って無意識に口から出るようになっていました」
――1カ月、ずっとキャストの皆さんと一緒に泊まっていたんですか。
「はい、メインキャストはみんな同じ旅館に泊まっていました。撮影後は旅館のロビーに集まってみんなでゲームをしたり、スーパーで買い出しをしてタコ焼きパーティーをしたり(笑)。大浴場にも女子全員で入っていましたね。大体みんな年齢も近いし話も合うので、ずっと修学旅行のような感覚だったというか。すごく楽しかったですし、その雰囲気が自然と演技にも出ていたんじゃないかなと思います」
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