――今後は11月13日に映画「たぶん」が公開。さらに12月10日からはNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」への出演も決まっています。躍進の一年になったと思いますが、ご自身の演技への気持ちはどのように変化されていますか?
「こうやって少しずつ出させていただいていることで、今まで以上に『演技が好き』という気持ちが大きくなってきているなと感じています。現場で先輩方のお話をお聞きすることがすごく刺激になりますし、皆さん本当に感性豊かで、私が全く予想もつかなかった発想をされることも多くて。素敵な方が多いなと常に思いますし、これからもそういう方々に出会って成長していきたいです」
――応援の声も糧になっている?
「はい。今まではお母さんが一番喜んでくれていて、もちろん今もそうだし励みになっているんですけど、最近は『作品を見て初めて知った』という声も少しずついただけるようになってきて。ドラマ『シロでもクロでも――』のときに初めてファンレターをいただいたときは、本当にうれしかったです。その手紙は今も、いつでも読めるように大切に、大切に保管してあります。これからもそうやって応援してくださる方の期待に応えられるように頑張っていきたいなって思うようになりました」
――ちなみに映画「鬼ガール!!」のキャッチコピーは『自分を好きになれたら、鬼に金棒やん』ですが、吉田さんはご自分のことが好きですか?
「もちろんあまり好きじゃない部分もあるんですけど、この仕事をやらせていただいている自分は好きだし、褒めてあげたいなと思っています。それに、クヨクヨ考えて後悔しても『起こったことはしょうがない。これから頑張ろう』ってプラスに考えた方がいいな、とも考えているので」
――あえて直したいところは?
「楽しくなると調子に乗り過ぎて、うるさくなっちゃうところは直したいです(笑)。3月になったらもう18歳になるので、ちゃんと、あの…限度を考えて(笑)。もともともの性格なのですぐに直すのは難しいかもしれないですが、いつかちゃんとした大人の振る舞いができるようになったらいいなと思っています」
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