ももいろクローバーZ・百田夏菜子が声優に挑戦!「本当にびっくりしました」

2020/11/12 18:00 配信

アイドル

ももいろクローバーZ・百田夏菜子

ももいろクローバーZ・百田夏菜子が、11月13日(金)公開の映画『魔女見習いをさがして』に声優として出演する。

同作品は、1999年より4年間放送されたアニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズ(テレビ朝日系)が、アニメ放送開始から20年という時を超えて完全新作映画として制作されたもの。「笑える」「泣ける」「一歩前に進む力をくれる」といったシリーズの魅力をそのままに、大人になった今だからこそ気付く「魔女見習いたちが伝えてきた大切なこと」を真っすぐに語りかけてくれる。百田は、広島・尾道に暮らす夢に向けて進学費用を貯めるも、"ダメ彼氏"に振り回されるフリーター・川谷レイカを演じる。
今回、百田にインタビューを行い、出演が決まった時やアフレコの感想、役との共通点などについて語ってもらった。

――出演が決まった時の感想は?

「『おジャ魔女どれみ』は子供の頃に見ていて、大好きな作品だったんです。だから、初めて出演を聞いた時は、『そんなことがあるのか!?』って!(笑) 本当にびっくりしましたし、この(芸能の)お仕事をしていて幸せだなと思える瞬間の一つでもありました」

――「おジャ魔女どれみ」の思い出を教えてください。

「幼稚園のお友達といつも"どれみちゃんごっこ"をしていて、毎日『今日は誰が誰の役をやる?』『今日、私、どれみちゃんね』『昨日もどれみちゃんだったじゃん!』みたいな会話を繰り広げていました(笑)。あとは、忘れられない夢なのですが、ほうきに乗ってどれみちゃんたちと一緒に自分の家の和室を飛んでいる夢を見たんです。でも、すっごくいいところでお母さんに起こされて、『今、どれみちゃんたちとここで遊んでたのに!』って悲しい思いをしたことがすごく思い出に残っています。その夢の続きは見られていなかったのですが、今回のお仕事でどれみちゃんたちと会えて、その夢の続きが見られたような気がしています」

――アフレコの感想は?

「今まで経験した声のお仕事では全て一人での収録だったのですが、今回初めて他の出演者の方と一緒の収録だったんです。声優さんたちが同じブースに入って一つのマイクに入れ替わり立ち替わり交代しながら収録していくというのは知っていたし、映像などで見たことはあったのですが、実際にやってみるとすっごく難しかったです(苦笑)。(せりふの)秒数を追いながら、表情に合わせてせりふも追って、しかも(映像では)肩しか映っていないけどしゃべっている場面もあって...。それを全て完璧にこなしている声優さんたちは本当にすごいなって思いました。とっても苦労して大分ご迷惑もお掛けしてしまったんですけど、そういった収録だからこそ出る自然な会話やテンション感、掛け合いの熱量などが出ていると思いますし、みんなで作り上げていく楽しさを感じることができました」

――最後にこの映画をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします!

「この作品には『おジャ魔女どれみ』を観ていたみんなの思いが詰まっていて、出てくるキャラクターはみんなどれみちゃんのことが好きだし、きっと観に来てくださる方もどれみちゃんが好きだと思うんです。その共通点だけで映画館に集まっているのも奇跡ですし、『どれみちゃんたちがくれるものって大きいな』って感じています。今作で初めて『―どれみ』を観る方もいらっしゃると思いますが、子供の頃に私たちがどれみちゃんたちからたくさんの勇気をもらったように、この作品もたくさんの思いをお届けできると思います。ぜひ、多くの方に観てもらえたらうれしいです!」

文=原田健 撮影=皆藤健治

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