倉島颯良、“占い少女”徳納朝子役は「気持ちや雰囲気を大事に」<さくらの親子丼>

2020/11/13 06:30 配信

ドラマ インタビュー

真矢ミキ主演「さくらの親子丼」で、徳納朝子を演じる倉島颯良(C)東海テレビ

真矢ミキが主演を務めるオトナの土ドラ「さくらの親子丼」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)に、タロットカードで未来を占うのが得意な警戒心の強い少女・徳納朝子役で倉島颯良(くらしま・さら)が出演中。今回、倉島に真矢との撮影エピソードやドラマの見どころを語ってもらった。

問題を抱えた子どもたちを受け入れる民間子どもシェルターを舞台に、温かい食事を通じて心を通わせていく同ドラマ。九十九さくら(真矢)をはじめ、シェルターのスタッフの奮闘ぶりが「見ていて勇気が出る」と話題となっている。

以下、倉島のオフィシャルインタビューを紹介する。

倉島颯良インタビュー


――日々の撮影で、今感じていることは?

同年代の俳優の皆さんが多い現場なので、いつも刺激を頂いています。私は長いスパンでのお仕事は初めての経験で、皆さんが日々変化する姿も感じられてとても楽しいです。

私が演じる朝子は、タロットカードでハチドリの家の皆さんを占うシーンがあるので、タロットの先生から直接指導を受けました。
ちょっとしたしぐさや配置を事細かに教えていただきましたが、私には占いの力はないので、気持ちや雰囲気を大事に演じています。

――今までで、印象に残ったシーンはありますか?

雪乃先生(新川優愛)とのシーンです。第1話で警戒心を丸出しにする場面は、撮影2日目ということもありとても緊張していました。

第2話の雪乃先生が作ってくれたオムライスにフォークを突き刺すシーンは、消え物なので失敗できないという変な緊張感がありました(笑)。

――真矢ミキさんの印象を教えていただけますか?

初めてお会いしたときから、とても温かい方だと感じていました。最初にシーンをご一緒させていただいたとき、私も真矢さんのせりふを覚えていったのですが、真矢さんが言葉を発すると温度を持ってセリフが出てくるような感じがしました。

休憩時間に「朝子は頭、小さいね」って頭をなでてくださったのですが、その手もとても温かくて。いつも同じ目線に立ってくださる優しさを持った方だと感じています。

――2021年の目標、将来的な目標は?

来年は、もう少し自分の色を見つけて出していきたいと思います。私は根が真面目過ぎて、少し固執してしまうところがあるようで…。自分の芯はぶれずに、いろいろなことを吸収しながら、魅力的な人間像を生み出せていけたらいいですね。

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「第2ハチドリの家」の子どもたちのような出来事が、世の中に実際にあるということを頭の片隅に置いて見ていただけたらと思います。

所々で目を背けたくなるような出来事もありますし、ハッピーエンドではないこともあります。この作品が今まで知らなかったことを考えるきっかけになるとうれしいです。

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