「“芝居”で生きていきたい」久保雅樹・松井遥己・園村将司・西原健太・相馬理の“本気”の思い<オレイス 若手俳優インタビュー>

2020/11/13 20:15 配信

バラエティー

園村将司「主役の椅子はオレの椅子」#5より(C)AbemaTV,Inc.

19人の若手俳優が主役の座を懸けた戦いを繰り広げる合宿形式のオーディションバトル「主役の椅子はオレの椅子」(毎週水曜夜10:00-、ABEMA SPECIAL)。バトルに参加した19人にはそれぞれ、“役者”という仕事への本気の思いがあった。

11月18日(水)からは新章“主役決定編”がスタートする。新章にコマを進めたメンバーも、脱落してしまったメンバーも、また夢に向かって新たな一歩を踏み出していく。勝ち残った久保雅樹松井遥己園村将司、そして惜しくも脱落してしまった西原健太相馬理の本気の思いを紹介する。

久保雅樹「見ている人の代わりにその役になる」

「主役の椅子はオレの椅子」久保雅樹(C)AbemaTV,Inc.


ノリのいい関西人で、トークと歌がうまい久保雅樹(27歳)。最年長だが、候補生の間では“いじられキャラ”として愛されている。総合ランキング12位で辛くも“主役決定編”にコマを進めた。後がない久保の原動力は、強みの“音楽”、そして“役者”へのあこがれだ。

「今は音楽活動をしていますが、最初は俳優を目指して上京してきました。その気持ちは今も変わりません。

上京して3年、俳優として芽が出ず自分にはその才能はないのかな、と諦めて大阪に帰ろうと思っていた時に今の音楽活動の話を頂き、『まだ芸能の世界に携わっていたい』という想いが諦めきれず今の活動をスタートしました。

そこから今このような環境にまで来れた周りの皆さんへの感謝と元々の自分の夢であった『役者』、ここまで連れてきてくれた『音楽』を基に自分を沢山の人に知ってもらいたいです。福山雅治さん、星野源さんのような『芝居』『音楽』で生きていきたいと思っています。

芸能界、役者への想いは高校1年生の頃から抱いてはいました。ただ漠然としすぎていて挑戦する度胸も持てず、教師になろうと進路を進めていたのですが、高校3年の時、小学校からの幼なじみがプロのバレエダンサーになるために、学校を辞めて単身海外留学に行くことを決めました。

空港まで見送りにいった時の、夢に挑戦する彼の姿がカッコよくて自分も挑戦することに決めました。空港で彼にその事を言って、『お前が日本に帰って来た時にTVつけたら俺が出てるくらいになっておくわ』と約束して別れました。まだ彼とはそれ以降会っていません。彼以外にも何も言わず支えてくれた家族や関わった全ての人に必ず成功して恩返しします。

自分は、役者や俳優の仕事は映画やドラマを通して、『見ている人の代わりにその役になる』という仕事でもあると思っていて、代わりに恋をしたり、代わりに夢に翻弄されたり、代わりに何かと戦ったり、それを見て心が動かされることによって次の日への活力が生まれたりモチベーションが上がったり。

よくみんながいう『夢を与える仕事』というのはそういう意味なんじゃないかと思っているので、 自分もそういう存在になれたらいいなと思っております!」(久保)

【写真を見る】殺陣審査で本気の気合を見せる久保雅樹 「主役の椅子はオレの椅子」#8より (C)AbemaTV,Inc.