「“芝居”で生きていきたい」久保雅樹・松井遥己・園村将司・西原健太・相馬理の“本気”の思い<オレイス 若手俳優インタビュー>

2020/11/13 20:15 配信

バラエティー

西原健太「主役もできるバイプレーヤーになりたい!」

「主役の椅子はオレの椅子」西原健太(C)AbemaTV,Inc.


「オレイス」オーディション合宿3日目、惜しくも1人目の脱落者になってしまった西原健太(26歳)。“仲間”の存在を何よりも大切に考え、脱落後もサポートメンバーとして合宿に残る判断をした。その胸には、変わることのない“役者”への思いがあった。

「今まで小劇場でストレート舞台ばかりやってきたのですが、役者を志した時から7年経った今も変わらず、将来は映画に出演して活躍したいと思っております!

子供の頃からずっと映画が好きだったので、高校卒業後、役者を志し、まずは実力つけるために叩き上げの劇団に入るぞ!というのだけを決め、19歳の時に、家も決めず、18歳の時から貯めた100万円とトランク一つだけで上京してきました!

それから7年、目標は常に映画俳優で、阿部サダヲさん、ムロツヨシさん、仲野太賀さん、のような面白い、主役もできるバイプレーヤー俳優になりたいです!

初めて上京するキッカケになったのは、映画の世界観に入りたい。とふと思ったのがキッカケでした。しかし上京して1年後、想像を遥かに超えた厳しさがあり、財布の中はあと200 円、気持ちを吐き出せる人達も周りにいない。果てしない孤独感、意識も朦朧とし、前に走る電車が目に映り一瞬最悪な考えも頭をよぎる、心も体も人生どん底で、逃げ出しそうになっていました。

しかし、こんな僕に、転機が訪れます。最後と決めていた舞台、その時の僕の役柄は、人生に嫌気がさし、自ら命を経とうとする青年の役でした。その作品を観劇してくださった方から一通のお手紙を頂きました。

内容はというと、『人生嫌になって自ら命を絶つことを考えていたのですが、今回の作品で生きる勇気をもらいました』というような内容で、この瞬間体中に電撃が走り、いつしか涙が溢れていて、今までの弱かった自分がとても情けなく、恥ずかしく、とても後悔しました。

この時に僕は、死ぬまで、この命尽きるまで役者として多くの方達に幸せを届けたいと心に誓いました。僕の中で、夢=人生です。一度っきりしかない人生、一切の迷いなく、僕は役者という生き方を選びました!」(西原)

西原健太「主役の椅子はオレの椅子」#3より(C)AbemaTV,Inc.