――共演した印象はいかがですか?
福士:現場で会った時は高校生だと思っていたので、今日会ったら大人っぽくて驚いています。役どころで変幻自在に心を変化させていたので、憑依型というか、女優さん特有の心から作ってくださる方なんだなと思って、現場ではすごく助かりました。
――今後がさらに楽しみな女優さんということですね。
福士:そうですね。“芋生株”という株があるなら今すぐ買いたい。すでに高いとは思いますが、将来跳ね上がりますので(笑)。
芋生:いえいえ、セール中です(笑)。福士さんは繊細な部分で気を使ってくださる方で、例えば手を触れる触れない、目を合わす合わさないとか、目線の高さなどすごく細かい部分でやりやすいように話し合ってくださるんです。
あくまで一緒に作るというスタンスでいられたので、自分の意見を言いやすかったですし、物作りを愛していて、人と作ることで物作りは生まれるものだと考えている方だと分かって、すてきだと感じました。
それと、わりとクールなイメージだったんですが、お会いすると場を明るくする方だなと思いました。
福士:それ、よく言われます(笑)。明るい方が良いですよね。クリエーティブって笑顔の中で生まれるものが多いと僕は思っていて、仲良くなると思いつきやすくなるし、ふざけていてもやる時に真剣に取り組めばいいので。
でも、周りの様子を探っていると良いアイディアが思いついてもなかなか言えなかったりするので、いろいろな意見を言える空気を作っておきたくて、“明るいおじさん”になっています。
――撮影の合間はどのように過ごされていましたか?
福士:芋生さんと「あつまれ どうぶつの森」の話をしました。はやっているものを聞いたら「どうぶつの森」みたいで、ちょうどゲーム機を持たれていたので虫を捕まえさせてもらいました。すると横から「あ、うまいですね」って(笑)。バイオレンスやアクションの後に虫捕りしてました(笑)。
あとは一緒にいる時間が結構多かったので、いろいろ話はしていたかなと思います。
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