同作の金城綾香プロデューサーは、高梨の起用理由を「透明感の中に、強い眼差しを持った稀有な女優さん」と説明。「特別な回」だという第4話について「上野さん演じる 朝顔が解き明かした真実が、実はご遺族の心を深くえぐることになります。高梨さんの静謐さとそこから湧き上がる激情を、ぜひ１人でも多くの方に見ていただきたいです」と見どころを語る。
今年、ドラマ「ディア・ペイシェント～絆のカルテ～」(NHK総合)、「連続ドラマW セイレーンの懺悔」(WOWOWプライム)と出演作が続く高梨。2021年には映画「夏への扉―キミのいる未来へ―」(2021年2月19日公開)が控える。月9枠出演は「５→９～私に恋したお坊さん～」（2015年、フジテレビ系）以来５年ぶりで、主演の上野樹里とは今回が初共演。妹を突然亡くした悲しみを切々と演じ、視聴者の涙を誘う。
――「監察医 朝顔」に出演することになり、改めて感想をお願いします。
「『監察医 朝顔』の、優しく流れるような時間がとても好きなので、出演のオファーをいただいた時はとても嬉しかったです。
しかし、台本を読んだ時に、なんとも救われない気持ちになりました。この役をいただくには、すごく重いものを背負わないといけないなというプレッシャーが大きかったです」
――上野樹里さんとは初共演となりますが、撮影現場はいかがでしたでしょうか？
「上野さんとは初めてお会いしましたが、言葉や、表情ひとつひとつが全て素敵で、自分の訴えている感情や、うちに秘めている気持ちまでも汲み取ってくれているように感じました。
お話の内容や役柄的にも、現場であまり多くは、お話はできませんでしたが、キャストの皆さん、スタッフさん達のチームワークが良く、とても居心地の良い素敵な現場でした」
――視聴者へ見どころなど、メッセージをお願いします。
「今回の話は、真実を知ることによって、より悲しみが深くなってしまうという、とても悲しい話です。
この話を通して、いつも周りにいてくれる家族や、友人や、大切な人たちの事を、日々もっと大切にしていきたいなと私自身思いました。見てくださる視聴者の皆さんにも、そう感じていただけたら幸せです」
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