ほとんどのメンバーが右も左もわからない“殺陣”の世界。一人での立ち回り審査では、松江大樹のオリジナリティーが光った。
ほかのメンバーの立ち回りを見ながら「みんな相手を倒して、斬って終わっている」ということに気付いた松江。「(西原)健太くんに教えてもらった基本のことはできないながらもやりつつ、最後は死んで終わろうと思いました」(ブログ)と、斬られてバッタリ倒れる意外性のある立ち回りを組み立てた。
丸尾にも「“とりこ”だわ」と高く評価された松江の立ち回りには、メンバーにも気づきを与えたよう。谷津翼はブログで「正解なんてないからこそ、大樹みたいな、相手に斬られて終わるというストーリーが見えるのも一つのオリジナリティなんだな」と振り返った。なお、一人での立ち回りと丸尾の評価は「ABEMAビデオ」番組視聴ページの「未公開映像」で見ることができる。
続く午後の審査、特別講師の市瀬は「この先役者をやっていく上で、着物を着る現場が絶対出てきます」と、メンバーにまず浴衣の着付けを指導した。浴衣の前の合わせ方、帯の締め方、たすき掛けの結び方…市瀬の手本を見るメンバーの目は真剣そのもの。
その後、市瀬による立ち回り指導が始まった。経験がないながらも高評価を得たのは三浦海里と清水田龍。三浦は立ち回りの流れのスムーズさと残心(心の構え)、清水田は大柄な体躯を活かした迫力ある構えが評価された。
経験者の河島に次ぐ2位評価をたたき出した清水田に、園村将司は「龍は木刀持っただけで強かった。もう、龍は持ってるものがずば抜けてて、やっぱり第一印象と変わらずなにやらせても形になるなと思いました」(ブログ)とべた褒め。
一方、清水田本人は気を緩ませることなく「せんぱい達みんな優しすぎて、仲間としてのきずなが強くなったし、普通に好きすぎます。次はもっと厳しいものになりますが、気を引きしめなおして頑張ります」と日記に綴った。
「主役の椅子はオレの椅子」は、オリジナルドラマやバラエティ作品を手掛けるABEMAと、「テニスの王子様」をはじめ2.5次元ミュージカルを手がけるネルケプランニングが初めてタッグを組んで取り組む俳優育成オーディションバトル。
「ABEMAビデオ」で配信中の「エピソード6 殺陣審査。誓い合った夢と叶わない夢」では、合宿6日目の模様を見ることができる。また、公式サイトでは全員の直筆日記が、アメブロではメンバー全員がオンエアに合わせて合宿当時の心境を振り返るブログも公開されている。
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