この度Universeという楽曲が生まれました。
ドラえもんは僕にとっても小さな頃から親しんでいたアニメで、まず今回主題歌を担当させていただけたことを大変光栄に思っています。
子供も大人も分け隔てなく包み込みながら回るこの世界で、自分の人生のあり方を、小さな頃からずっと考えていましたが、答えは今も出ないままです。
なんなら、学校でも会社でも自己評価ってものがずっと苦手でした。笑
結局「あの頃はどう」とか、後出しジャンケンで自分の過去を評価する事しか出来ないまま今も暮らしています。
そんな自分の人生をそのまま楽曲にしたことで、少年時代の自分とまた出会えたような気がしたし、日が暮れるまで夢中で遊んだころと同じように、この楽曲を作ることに夢中になっていきました。
このUniverseが映画に彩りを添えられる楽曲になってくれたらうれしいなと思うと共に、聴いて下さった皆さんの日々や、その日々に入り込んでくる悩み事に寄り添ってくれたならバンドとしてこんなに幸せなことはありません。
共にトライアル&エラーを繰り返しながら生きて行きましょう。
初代「のび太の恐竜」が映画化されるまでの盛り上がりを経験した身としては、この仕事は一つの夢でした。あの頃の自分が「熱狂するドラ映画を作りたい!」という思いが今の原動力です。
内容的には、開拓者精神にあふれた20世紀のスペースファンタジーたちに敬意を払いつつ、その上でいかに新鮮な驚きを感じてもらえるかに知恵をしぼりました。
そして主題歌。今回、Official髭男dismさんに担当していただいているのですが、この曲が流れるエンディングをイメージして初めて「いける!」と確信できました。映画館を出て空を見上げながら口ずさみ、もう一度たかぶってもらえたらうれしいです。
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