<片岡愛之助>「半沢直樹」“話題のシーン”振り返り『僕、何の仕事してんのやろな?って(笑)』

2020/11/19 15:23 配信

芸能一般

片岡愛之助が「The Mavericks of 2020(ザ・マーベリックス・オブ2020)」の授賞式に登壇した


イベント終了後、愛之助、幸四郎がそれぞれ囲み取材に応じた。
「最近、かぶいたことは?」と聞かれた愛之助は、「自分でかぶいてるとは思わないんですけどね」と言いながら熟考した末に、「まぁ、ドラマでより多くの股間をつかんだぐらいですね(笑)。不思議な気持ちになるんです、あのドラマ。握るところをアップで撮るんです。そうすると、僕の顔じゃなくて、カメラは手に向いてるんですよ。それが何回も繰り返されていくと『僕、何の仕事してんのやろな?』って不思議な気持ちでした(笑)」と、ドラマ「半沢直樹」の撮影を振り返って苦笑い。

幸四郎は、今回の特別賞につながった「図夢歌舞伎」の手応えについて聞かれ、「配信と言いますか、映像を通しての歌舞伎が存在し得るものだと確信しました。図夢歌舞伎はいわゆる歌舞伎の劇場でお芝居をしていることと同じ表現の仕方を演じる側はしていて、撮り方をどういうふうにするか?ということに対していろいろ知恵を出し合っていたので、演じることに関しては“舞台と同じ”ということを基本としていました。
自分としては、映像ならではの演技の仕方、また映像になることによって歌舞伎の表現が変わるのではないかということは思っていますので、それをいつの日かやりたいと思います」と、手応えをつかみ、さらに今後挑戦していきたいことを熱く語った。


◆取材・文・撮影=田中隆信