――第8話には、はっとりさん自身も編集者役で出演されるということですが、演じてみていかがでしたか?
すごく緊張しました。でも、あまり長いせりふではなかったので助かったというか、改めて役者の方ってすごいなと。あんなに短い文章でも、僕は覚えるのに必死だったんですよ(笑)。あれを台本の何ページ分もされているというのは、脳みその作りが絶対違うだろうなと思いました。いい経験をさせていただきました。
――バンドのミュージックビデオでは堂々と演技をされているという印象でしたが、せりふがあると違うものですか?
今回は、恥ずかしかったです。放送を見てすごく赤面してしまいそうなので、見たい気持ちもあるけど、見たくない気持ちもあります。自分がせりふを喋っている様が耐えられなさそうなんですよね。歌でも、バンドを始める前は、カラオケのスピーカーから聞こえる自分の声が恥ずかしかったくらいなので。
――今回の出演を経て、もっとせりふのある役をやってみたいという気持ちにはなりましたか?
ぜひやりたいんですけど、そうなった場合は結構な修行が必要だなとも思います(笑)。監督さんには、「あと5倍の長さのせりふは余裕でいけるんで!ぜひ声掛けてください」と強がって売り込んできましたけど、実際オファーがきたときは分からないです。おじけづいて断っちゃうかもしれないですけど、役者の方とかがしている“読み合わせ”はすてきだなと思うので、憧れはあります。
――第8話のヒロイン・白石聖さんとは、撮影の合間などにお話はされましたか?
撮影時間も限られていて、バタバタしていたのであまり話せませんでした。でも、カメラチェンジの時に、部屋の中に白石さんと二人だけで、気まずかったのか気を使ってくださったのか、白石さんの方から話し掛けてきてくださって。無理やり絞り出した話題だったと思うんですけど、「この作品、面白いですよね」と。まさか話し掛けてくださるとは思わなかったので、「あっ…えっ…」みたいな、しどろもどろになってしまいました(笑)。
――メンバーの方へはドラマ出演の報告はされましたか?その反応も教えてください。
報告というか、全体のグループLINEに「はっとりにオファーがきました」という感じでした。メンバーは「よかったねー」みたいな。あんまり僕に興味がないのかもしれないです(笑)。
――最後に、はっとりさんも出演される第8話の見どころをお願いします。
白石さんの美しい、端整な顔立ちと、しなやかな演技に注目です。僕の芋臭い演技も、できたらチャンネルを変えずに見てやってください。
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