――第5話には、三和の発言に怒りを覚えた千代が腕をつかんで文句を言い、それに対して三和も強く言い返すというケンカのシーンがありますが、そのシーンを撮影した感想をお聞かせください。
三和の自分自身をごまかしながら本音を隠し、つい失言をしてしまう性格が出てしまい、みんなから冷ややかな視線を浴びるのですが、千代はしっかり向き合おうとしてくれるんです。“本当はそうじゃないでしょ”と言わんばかりに握られた手はとても暖かかったです。
――冒頭で長い演説を手話通訳するシーンがあります。撮影で大変だったことはありますか?
手話は難しかったですが、振り付けを覚えることにはなじみがありましたので、楽しく練習できました。それと、小学生の時に手話クラブに入っていて、将来の夢の一つとして手話通訳士に憧れていたこともあったので、演じることができて夢がかなったような気持ちになりました。
――家族との確執が描かれるシーンもありますが、どんな思いで演じられましたか?
家族のシーンでは、期待や落胆を背負ったことで生じてしまった確執を、憎しみを感じながら演じました。三和が“皮肉に笑う癖”はここから始まったものだと思います。
――第5話の見どころや注目してほしいシーンを教えてください。
第5話はとても盛りだくさんな内容になっています! 粟田口大臣と秘書の距離感、南都知事の本性(!?)、そして私が演じる風間三和の過去…などなど、最終章に向けて加速していく展開になっていますので、ぜひご覧ください!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)