黒岩は、真実が根っからの理詰め人間などではなく、本当は感情に突き動かされる熱い魂を持っていることをとっくに見抜いていた。真実のためを思って突き放した黒岩の、親心にも似た感情が胸を打つ。
そんな2人の絆は、まだ失われることはなさそうだ。鮫島の不正を暴き社会的に打ちのめした後、一度は別々の道を歩き出そうとした2人。だが真実は、父が今度は気仙沼にいることを知り、「まだいたのか。ちょうどよかった、気仙沼に行くぞ!」と黒岩を強引に連れ出した。
「なんで俺が一緒に行かなきゃいけないんだ」「1人で探すよりも2人で探す方が早いに決まってるからです」。憎まれ口を叩き合いながら仲良く並んで歩きだした2人に、視聴者からも「白黒バディの関係性いいなぁ」「真実の相棒は黒岩さんだよ!」「最後やいやい言いながら2人で歩いていくところ、最高だった!」の声が。「続編お願いします!!」「これは続編あるよね!?」との期待の声も上がっていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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