<極主夫道>古川雄大インタビュー!「玉木(宏)さんとミュージカルの話をできたのがすごく新鮮でした」

2020/11/22 08:00 配信

ドラマ

玉木宏が元極道の“専業主夫”を演じるドラマ「極主夫道」(日本テレビ系)。そんな玉木扮する主人公・龍が住む街の交番に勤める警察官・酒井タツキを演じているのが古川雄大だ。ミュージカル界ではプリンスとも呼ばれる彼が、今作では少し天然な部分を持つキャラクターをコミカルに演じ、話題を呼んでいる。古川本人が「舞台で1度経験したことがあるだけ」と話すコメディーに挑戦するにあたっての意気込み、共演者たちのアドリブが絶えない現場の様子、さらには酒井がフィーチャーされる第7話の見どころや自身が得意とする家事まで、たっぷりと語ってもらった。

【写真を見る】「本当の悪人は酒井かもしれないです(笑)」と笑う古川撮影=諸井純二

客観的に見ると、本当の悪人は酒井かもしれないです(笑)


――これまで演じてきた感想はいかがですか?

もともとお笑いが好きなのでコメディーにも挑戦したいという思いつつ、1度だけ舞台で経験したことがあるくらいだったんです。そういう中で今回の作品に参加させていただくことになったのですが、映像となるとどういう感じになるのか分からず、始まる前は不安な気持ちがありました。でも、実際に撮影が始まってみると、テストの段階から監督をはじめとするスタッフのみなさんが大笑いしてくださって。多分、そんなに大笑いするほど面白いことはやってないんですけど(笑)。でも、そうやって笑いを作りやすい空気をスタッフさんたちが作ってくださるので、いつも楽しみながら撮影できています。

――酒井という役についてはどんな印象をお持ちですか?

酒井は勇敢な警察官になりたいという意志を強く持っているんですけど、どこか臆病だったり、弱虫な面があって。あと、とにかく純粋。だから、物事を大袈裟に捉えてしまい、周りを巻き込んで物語を悪い方向に進めてしまう役割があるキャラクターだと思っています。現場ではアドリブが出ることも多いので、僕も頑張らなきゃと思って何回か挑戦したこともあるんですけど、それはちょっと違ったというか、酒井は狙いにいっちゃダメな役だなと思って。あり得ないことを信じて、それがたとえヘンな方向に進んでも、それをマジメにやるのが酒井なんですよね。とにかくピュアな姿勢で物事に向かっていくことを徹底しています。

――警察官の衣装に身を包んだ気持ちは?

やっぱり気持ちが変わります。以前、この衣装を着たまま現場から現場へ車に乗って移動したことがあったんですけど、普段とは気持ちが違いました。何か、パトロールしている気分になったというか(笑)。窓から見える街を自分が守っているぞ、みたいな(笑)。本当に不思議な感覚で、衣装から得るパワーってすごく大きいんだなって感じました。

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