次に共演するならどんな役がいいかと聞かれて、「『MIU404』では最初は壁があったけど最終的に好きになってたんですけど、徹底的に敵対する役とか。どれだけ僕のラブラブが消せるのか。それも僕の役者としてやるべきスキルで、いくら好きでも『俺は嫌いっす!』っていうのをいつかはしないといけないなと思います」と答えた岡田に、綾野が「朝、現場に入ってきた時に『おはようございます』って言われてもガン無視だよ」と言うと、「あ、それはキツイですね…」とショックを受けた表情になった。
観客からの質問コーナーで、綾野に対して「岡田さんと共演するならどういう作品で、どういう関係性の役がいいですか?」という質問が投げかけられると、食い気味に岡田が「よく聞いてくださいました!」と感謝の気持ちを伝え、「剛さん、一つじゃなくてもいいんですよ! 何個でもいいんです。じゃあ、僕とやりたい役を10個!」と、勝手に質問内容を変えてしまう事態に。
それに対して綾野は「とりあえずBLは入れとくわ(笑)。重厚なものから軽やかなものまでやっていきたいなっていう思いがあって。さっきシェアしたいと言いましたけど、いろんな作品を通して彼とやっていきたいなと思うんです。例えば距離の近い兄弟とか、ちょっと重めになると腹違いの兄弟とか、出会うべくして出会う役を。胸ぐらつかみ合う感じだったり、本当にガチガチにケンカしてんじゃねぇかってシーンがあってもいいなって。あとはひたすらかわいがる役でもいいけどね」と答えつつ、「じゃあもう、『LOVE』ってタイトルで何かやる?(笑)」と提案すると、「そうですね!」と岡田は即答。
綾野に「どんなことするの?」と尋ねられ、岡田は「ドライブしたいです」とちょっと恥ずかしそうに答えると、綾野は「“かわいい”か!」と愛のあるツッコミを入れつつ、「彼とはまた共演したいと思ってますし、今後待機作も面白いものがそろってますけど、僕たちがやる時は『MIU404』や今回の作品とは違うものが見せられるように自分たちも努力しますので楽しみにしていてください」と、最後は真面目な表情で観客にメッセージを送った。
◆取材・文・撮影=田中隆信
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