「クリエイターズ・ファイル」#66 伝説の女子プロレスラー・フロタイル土居

2020/11/24 15:00 配信

芸能一般 インタビュー

いつも相手を噛むことで反則の女王と呼ばれたフロタイル土居。実は噛んだのではなく吸っていたのだということが近年になりわかった撮影=藤原江理奈/(Ⅽ)クリエイターズ・ファイル

注目を引くために過激なパフォーマンスを…


──プロレスファンの間では伝説になっている1992年の「頭食(とうしょく)デスマッチ」について、お話を伺えますか?

フロタイル土居「その辺で許してください……。恥ずかしいので。主人も、従業員も、お客さまもそんなことは知らないし、知る必要もないので。本当にごめんなさい」

──「頭食(とうしょく)デスマッチ」で対戦相手の頭を食べて「デリシャス!」と叫ぶ姿は、当時のファンに衝撃を与えました。血だらけになっていた口元を見ると「ほんとに食べてるんじゃないか」なんて言われてましたけども。

フロタイル土居「色々とあったんです、その時代は。注目を引くために過激なパフォーマンスをやらなくちゃいけなくて……。でも、もう本当に勘弁してください……」

──フロタイル土居さんといえば、反則の女王といわれ、卑劣な残虐ファイトが売りでした。夫婦喧嘩(げんか)でつい手が出てしまうことはあるのですか?

フロタイル土居「……そんなことはありません(笑)。そもそも主人も優しいですし」

──フロタイル土居さん、今はとても幸せそうですが、ファンが待望している現役復帰の可能性はないのですか?

フロタイル土居「ありません。応援してくださった皆さまには感謝しています。ですが、私は山久雛子であり、もうフロタイル土居は存在しません。本当に本当に勘弁してください……」

──それでは、最後に全国のフロタイル土居ファンに一言お願いします。

フロタイル土居「……『カップ・ラビット』にぜひお越しください」

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