＜監察医 朝顔＞高梨臨“涙の演技”が胸を打つ “後悔”が重要なメッセージに

視聴者からも共感の声

美優役を演じるにあたり、「台本を読んだときに、なんとも救われない気持ちになりました。この役をいただくには、すごく重いものを背負わないといけないなというプレッシャーが大きかったです」と語った高梨。

また、「真実を知ることによって、より悲しみが深くなってしまうという、とても悲しい話です」とエピソードを振り返り、「この話を通して、いつも周りにいてくれる家族や、友人や、大切な人たちのことを、日々もっと大切にしていきたいなと私自身思いました。見てくださる視聴者の皆さんにも、そう感じていただけたら幸せです」と、役に込めた思いを語った。

金城綾香プロデューサーは高梨のキャスティングについて「第4話は特別な回で、上野さん演じる朝顔が解き明かした真実が、実はご遺族の心を深くえぐることになります。高梨さんの静謐(せいひつ)さとそこから湧き上がる激情を、ぜひ一人でも多くの方にみていただきたいです」とコメント。このエピソードへの並々ならぬ思いがにじむ。

「監察医 朝顔」のテーマも内包した第4話。美優が真実を知るシーンで流した涙には、肉親を失った悲しみだけでなく、この先長く続くであろう後悔の思いもにじんでいた。その後悔の思いは、翻って“そばにいる人を大切にしよう”というメッセージを伝えている。

その思いは視聴者にも届いたよう。放送後、視聴者からは「高梨さんの演技がとても印象深かった」「電話に出ていれば…その後悔、つらすぎる」の声、そして「『監察医 朝顔』から大切なことを学んだ気がする」「周りの人を大切に、後悔しないように生きたいと思った」といった声も寄せられている。

「監察医 朝顔」第4話はTＶerで放送から1週間無料配信しているほか、FODでは初回から放送済みの第4話まで全話を視聴することができる。