一言といえば、森永が「とあるシーンで弥太郎さんに水をぶっかけられるシーンがあるんですけど、フンドシ一丁になった時、西川さんに『薄っ!』って言われました。『ほそっ!』って言われるのは分かるんですけど『薄っ!』って言われたのは初めてで、ちょっと心に刺さったので、西川さんの一言がきっかけで筋トレを始めました(笑)」というエピソードを披露し、会場を和ませる場面も。
三浦春馬さんと高校の同級生だったという蓮佛は「10年ぐらい前にも学園ものの映画で一緒にお仕事させていただいたんですけど、今回個人的にうれしかったのは、正式に事務所を通してのオファーを頂く前に春馬くん本人が『蓮ちゃん、この役やってくれない?』って声をかけてくれたことです。
そういう経験がなかったので…。それで夫婦役でまた一緒にお芝居できたのがうれしかったです。現場では教室にいるみたいな感じでしゃべってましたね(笑)」と、再共演できた喜びを伝えた。
最後は、三浦翔平が「本当に僕ら全員、いろんな思いを抱えて今、この場に立っています。やっと皆さんの前でお披露目できることが本当にうれしいです。
ご覧になった後、きっといろんな感情を受け取ると思いますけど、どうか彼の熱量と、必死に生きた五代友厚という役柄の熱量を目に焼き付けて帰ってほしいと思います。
12月11日に全国で幕が明けるまで、最後までやり切りますのでどうぞよろしくお願いします!」と観客に熱い思いを伝え、完成披露試写会の舞台あいさつを締めくくった。
映画「天外者」は12月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
◆取材・文・撮影=田中隆信
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